2009年10月11日 (日) | Edit |
1 名無しさん@1周年 :2000/07/14(金) 12:13
人肉食文化のある、あった国についておしえてください。
中国では今でも胎児や胎盤を食べる地方があると聞きました。
中国では今でも胎児や胎盤を食べる地方があると聞きました。
4 名無しさん@1周年 :2000/07/14(金) 17:24
数年前にイギリスのBBCで胎盤を食てる人達のドキュメントやってました。
常食してるのではないはずですが、産後の女性が自分の胎盤を持って
帰ってホームパーティーで20人ぐらいのお客にふるまっていました。
調理方法は、胎盤の半分をペースト状にして焼き小さく切ったパンにのせた
オードブルのような物、残りの半分はスパイスをまぶして焼いただけの
ステーキのような物でした。来ていたお客さんみんな普通な顔して食べて
いたのがとても印象的でした。放送後BBCにはかなりの苦情が来たそうです。
自分も観ててかなり気分悪くなりました。
447 天之御名無主 :03/06/04(水) 19:46常食してるのではないはずですが、産後の女性が自分の胎盤を持って
帰ってホームパーティーで20人ぐらいのお客にふるまっていました。
調理方法は、胎盤の半分をペースト状にして焼き小さく切ったパンにのせた
オードブルのような物、残りの半分はスパイスをまぶして焼いただけの
ステーキのような物でした。来ていたお客さんみんな普通な顔して食べて
いたのがとても印象的でした。放送後BBCにはかなりの苦情が来たそうです。
自分も観ててかなり気分悪くなりました。
>>4
聖書にも「後産(胎盤とかだろね)をこっそり一人で食う女はけしからん」とか
書いてあったよ。
451 ホモ カエレスティス :03/06/04(水) 20:23聖書にも「後産(胎盤とかだろね)をこっそり一人で食う女はけしからん」とか
書いてあったよ。
>>4
野生動物では 草食動物でも後産を食べる習性のものが多いが
これは隠れてコソーリ一人、一匹で出産 後産の匂いで肉食動物が
察知するとマズいので食べて証拠隠滅するための習性のようです。
同様の習性で鳥の仲間は孵化した卵のカラを親鳥が遠くに
捨てに行きます(カラスはとても卵のカラに興味を示すです
人間がそれを実行するのはまだ野生の本能が残っているのか?
でも知り合いが集まってパーティてのは野生では無い
条件だね
5 名無しさん@1周年 :2000/07/14(金) 20:35野生動物では 草食動物でも後産を食べる習性のものが多いが
これは隠れてコソーリ一人、一匹で出産 後産の匂いで肉食動物が
察知するとマズいので食べて証拠隠滅するための習性のようです。
同様の習性で鳥の仲間は孵化した卵のカラを親鳥が遠くに
捨てに行きます(カラスはとても卵のカラに興味を示すです
人間がそれを実行するのはまだ野生の本能が残っているのか?
でも知り合いが集まってパーティてのは野生では無い
条件だね
カニバリズムの定義は曖昧だと思う。
火葬の後にお骨を囓る日本の習慣を見て「カニバリズムだー!」って
騒いだ馬鹿外国人がいたぐらいだしね。
8 名無しさん@1周年 :2000/07/15(土) 13:43火葬の後にお骨を囓る日本の習慣を見て「カニバリズムだー!」って
騒いだ馬鹿外国人がいたぐらいだしね。
中国では唐の時代に人肉マーケットがあったらしいよ。
処刑された囚人を民間に払い下げしていたそうです。
肉は塩漬けにして脂は灯りをともす為の燃料だったとか。
9 名無しさん@1周年 :2000/07/15(土) 14:58処刑された囚人を民間に払い下げしていたそうです。
肉は塩漬けにして脂は灯りをともす為の燃料だったとか。
>人肉マーケット
きっついはなしやなぁ。マジすか?
10 名無しさん :2000/07/15(土) 15:03きっついはなしやなぁ。マジすか?
中国は人肉食いのオンパレードだろ。有名なエピソードだけど
主君を家に迎え入れた家臣がもてなすための食材がなく
自分の妻の太ももを切って料理してもてなしたなんて話が
美談なんだから。他にも人肉の塩漬けだとか出てくるからね
日本じゃ、自分の大切な盆栽を焚き木して暖めたがいいところなのに
11 名無しさん@一周年 :2000/07/15(土) 18:15主君を家に迎え入れた家臣がもてなすための食材がなく
自分の妻の太ももを切って料理してもてなしたなんて話が
美談なんだから。他にも人肉の塩漬けだとか出てくるからね
日本じゃ、自分の大切な盆栽を焚き木して暖めたがいいところなのに
人肉食と胎盤を食べるのとは意味が違うよ。胎盤には独特の信仰があるから。
これは子供の元気な成長を願う意味を持つものだよ。信仰なら、縄文時代か
ら確認されている(食べたと言うわけではないが)。
人肉食なら、日本軍による東南アジアの占領地での、生きている捕虜の肉を
食う、と言う話の方を思い浮かべるが。
12 名無しさん@一周年 :2000/07/15(土) 18:18これは子供の元気な成長を願う意味を持つものだよ。信仰なら、縄文時代か
ら確認されている(食べたと言うわけではないが)。
人肉食なら、日本軍による東南アジアの占領地での、生きている捕虜の肉を
食う、と言う話の方を思い浮かべるが。
ついでに言うと、江戸時代、大飢饉の時には、飢えのためだけれど、
東北では人肉を食うのは珍しくなかった。
15 ジン :2000/07/16(日) 18:49東北では人肉を食うのは珍しくなかった。
はじめましてです。
北アメリカのネイティブ・アメリカンのごく限られた部族には、
ウィンディゴ病という病気があるそうです。
詳しいことはわからないけど・・・・
582 天之御名無主 :05/01/20(木) 22:13:28北アメリカのネイティブ・アメリカンのごく限られた部族には、
ウィンディゴ病という病気があるそうです。
詳しいことはわからないけど・・・・
>>15でも挙げられているけど(もう5年前か…)ウィンディゴ病に興味がある。
「オジプア族などのカナダインディアンに発した文化特異性の症候群。
激越性鬱(うつ)病と人食いの巨人がついてくるという憑依妄想があり、実際に食人行動をする」
「罹った人物は当初は単に気持ちが塞いでいるだけのように見えるのだが、
やがて常軌を逸し通常の食事を拒むようになる。患者は人肉(特に自分の家族の)を食べることで頭が一杯になり、
自分の周りの家族たちが動物に見えるような幻覚さえ引き起こす場合もあるという」と言うものだとか。
ウィンディゴ病に罹る原因は、飢えのあまりやむなく人肉を食してしまったり、
夢の中で悪霊に唆されたり、と言ったことがきっかけになるらしい。
前者の場合は何となく理解できないでもないけど、後者がよくわからないんだよなー。
もともと人肉食願望があって、それが夢として現れてしまった、とか?
18 ぺけこ :2000/08/07(月) 22:18「オジプア族などのカナダインディアンに発した文化特異性の症候群。
激越性鬱(うつ)病と人食いの巨人がついてくるという憑依妄想があり、実際に食人行動をする」
「罹った人物は当初は単に気持ちが塞いでいるだけのように見えるのだが、
やがて常軌を逸し通常の食事を拒むようになる。患者は人肉(特に自分の家族の)を食べることで頭が一杯になり、
自分の周りの家族たちが動物に見えるような幻覚さえ引き起こす場合もあるという」と言うものだとか。
ウィンディゴ病に罹る原因は、飢えのあまりやむなく人肉を食してしまったり、
夢の中で悪霊に唆されたり、と言ったことがきっかけになるらしい。
前者の場合は何となく理解できないでもないけど、後者がよくわからないんだよなー。
もともと人肉食願望があって、それが夢として現れてしまった、とか?
人肉を食する話といえばやっぱり中国しか思い付きませんな。封神演義のなかでも
肉饅頭にして食わせたというのもあるし、中国映画では食堂だかの主人が人肉を調理して店で出してたとか
中国の皇帝が宮廷の美女を丸ごと蒸し焼きにして太股からうまそうに食べたとか。
宮廷付(だったかな?)の調理師が自分の息子を調理して皇帝に差し出したという話も有名ですよね。
こんな感じの資料でしたら拷問史などを探してみるといいかと思います。
20 名無しさん@1周年 :2000/08/08(火) 02:07肉饅頭にして食わせたというのもあるし、中国映画では食堂だかの主人が人肉を調理して店で出してたとか
中国の皇帝が宮廷の美女を丸ごと蒸し焼きにして太股からうまそうに食べたとか。
宮廷付(だったかな?)の調理師が自分の息子を調理して皇帝に差し出したという話も有名ですよね。
こんな感じの資料でしたら拷問史などを探してみるといいかと思います。
>>18
封神演義は肉饅頭じゃなくて肉餅だったような気がする。
どっちも大して変わらんけど。
35 名無しさん@1周年 :2000/08/11(金) 03:03封神演義は肉饅頭じゃなくて肉餅だったような気がする。
どっちも大して変わらんけど。
一番疑問に思うのは、何故中国にだけ人肉食文化があるのか、それが疑問です、
生きるために極限状況で食ったという記録は多くあるが、別に飢えてもいない
状況で人肉食をするのは何故か、これを解明すると中国人とは何者かの
一端が分かるのでは無いか、つまり日本を始め人肉食のタブーが確立してる
のに、中国ではそれが確立していない何故か?人間はやってはいけないとされてる
ことをする場合強烈なブレーキが働く、そのブレーキが無ければ何でもやっちゃう
のが人間だが、中国人の場合人肉食に関してはブレーキがない、だが他のことに関しては
いろいろブレーキが働いている、誰か解明できる人といるか。
744 功利主義快楽選択派 ◆6l0h3RGfTY :2006/05/01(月) 14:31:22生きるために極限状況で食ったという記録は多くあるが、別に飢えてもいない
状況で人肉食をするのは何故か、これを解明すると中国人とは何者かの
一端が分かるのでは無いか、つまり日本を始め人肉食のタブーが確立してる
のに、中国ではそれが確立していない何故か?人間はやってはいけないとされてる
ことをする場合強烈なブレーキが働く、そのブレーキが無ければ何でもやっちゃう
のが人間だが、中国人の場合人肉食に関してはブレーキがない、だが他のことに関しては
いろいろブレーキが働いている、誰か解明できる人といるか。
>>35
中国だけじゃなくてよ。
パプアニューギニア辺り、南米辺り、中東辺り、ヨーロッパ辺りと、
人肉食は結構ポピュラー。
色んな文化で人肉食が廃れたのは、スクレイビーが原因。
36 名無しさん@1周年 :2000/08/11(金) 05:40中国だけじゃなくてよ。
パプアニューギニア辺り、南米辺り、中東辺り、ヨーロッパ辺りと、
人肉食は結構ポピュラー。
色んな文化で人肉食が廃れたのは、スクレイビーが原因。
中国人の場合、美食追究に関してはブレーキがない
世界一グルメな国なんだよ
生きた猿の脳味噌なんか良い例だと思うが
37 名無しさん@1周年 :2000/08/11(金) 11:56世界一グルメな国なんだよ
生きた猿の脳味噌なんか良い例だと思うが
人間の消化器官は、人肉を消化する事が出来ないと
聞いたことがあるのですが、これはデマですか?
38 STX :2000/08/14(月) 07:40聞いたことがあるのですが、これはデマですか?
デマです。
カニバリズムは中国だけのものではないです。
アフリカの食人族も、食用として人間を食べるわけではないし。
非常に崇高な儀式的意味を持っています。
彼らが死んでしまった身内の肉を食べるのは、食用ではなく「この人と離ないで済むように、ずっと一緒にいられるように、その人の能力や精神を受け継ぐために」という意味があるのです。
39 カニバリズム :2000/08/14(月) 09:24カニバリズムは中国だけのものではないです。
アフリカの食人族も、食用として人間を食べるわけではないし。
非常に崇高な儀式的意味を持っています。
彼らが死んでしまった身内の肉を食べるのは、食用ではなく「この人と離ないで済むように、ずっと一緒にいられるように、その人の能力や精神を受け継ぐために」という意味があるのです。
今日初めてここに来ました。
カニバリズムって一般的には、南太平洋地域の食人習慣をさすものとばかり思ってました。
ここみてると中国の方が一般的だとされててちょっとびっくり。
40 勝手にまとめ :2000/08/14(月) 09:42カニバリズムって一般的には、南太平洋地域の食人習慣をさすものとばかり思ってました。
ここみてると中国の方が一般的だとされててちょっとびっくり。
文化的に高度、というと語弊があるが、中国のような大規模な
集権国家であっても、カニバリズムが根付いて(?)いるという事実は
旧来の「カニバリズム=未開な・野蛮な」という認識は偏見であり、
単に文化的・宗教的な考え方の違いに過ぎないということだ。
あと、極限状況の飢餓に面しての人肉食と、文化としてのそれは
明確に区別しないと話がややこしくなる。 飢饉では土も食べたというからな。
51 名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/08/18(金) 03:19集権国家であっても、カニバリズムが根付いて(?)いるという事実は
旧来の「カニバリズム=未開な・野蛮な」という認識は偏見であり、
単に文化的・宗教的な考え方の違いに過ぎないということだ。
あと、極限状況の飢餓に面しての人肉食と、文化としてのそれは
明確に区別しないと話がややこしくなる。 飢饉では土も食べたというからな。
ベトナム戦争の写真集で黒人兵にべトコンが゙撃たれて倒れてるのがあって、そこの説明で[なんとこの黒人兵士はべトコンの腹を切り裂いて肝臓をその場で食べてしまった」って書いてあるのを見たことがある。
案外たいした事じゃないのかも。日本人も薬でミイラやら黒焼きやら口にしてたし。西南戦争くらいまで人食ってたはずだけど。
68 名無しさん@1周年 :2000/08/25(金) 14:54案外たいした事じゃないのかも。日本人も薬でミイラやら黒焼きやら口にしてたし。西南戦争くらいまで人食ってたはずだけど。
昔の中国では、よそ者や旅人は、普通に捕って食った、と聞いたことがある。
おそらく、現代の人権というような概念がなかったのかな。
知り合いや同国人でなければ、他の動物と同じ、という感じかな。
69 名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/08/25(金) 21:18おそらく、現代の人権というような概念がなかったのかな。
知り合いや同国人でなければ、他の動物と同じ、という感じかな。
>>68
あのねぇ、現代の人権なんて考えは、所詮ヨーロッパの思想なの(藁)
70 名無しさん@1周年 :2000/08/25(金) 23:25あのねぇ、現代の人権なんて考えは、所詮ヨーロッパの思想なの(藁)
>>69
昔の中国にそういう概念がなかった、と書いてるよ。
71 名無しさん@1周年 :2000/08/25(金) 23:41昔の中国にそういう概念がなかった、と書いてるよ。
ちなみにどういう人肉が一番うまいんですかね?
やっぱ、子供ですか?
72 >71 :2000/08/25(金) 23:46やっぱ、子供ですか?
子供と女性は美味くて、タバコ吸う男の肉は不味いらしい。
それも腐りかけのが美味だとか。
文春文庫の石毛直道「食の探検」(たしかこんな題名の本)に
書いてあった。
78 名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 20:22それも腐りかけのが美味だとか。
文春文庫の石毛直道「食の探検」(たしかこんな題名の本)に
書いてあった。
現代中国の倫理として人肉食はすでに否定されたのかな。
まだだったら、たとえばいわゆる一人っ子政策の影響で
間引かざるを得なくなった子供を出生後食べているケースが相当ありそう。
82 名無しさん@1周年 :2000/08/29(火) 05:23まだだったら、たとえばいわゆる一人っ子政策の影響で
間引かざるを得なくなった子供を出生後食べているケースが相当ありそう。
>>78
さすがに自分の子供は食ってないだろ・・・と
思ったけど自信なし。
79 名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 23:47さすがに自分の子供は食ってないだろ・・・と
思ったけど自信なし。
私、出産した後胎盤食べたよー。
産婦さんには滋養が必要だから、産院によっては
希望を聞いてもらえる。
レバーよりくせがなくて美味しいよ。
みなさんもお父さんになった暁には試してみたらどうでしょう?
思ったより胎盤って綺麗なものだよ。
89 名無しさん@1周年 :2000/09/08(金) 03:10産婦さんには滋養が必要だから、産院によっては
希望を聞いてもらえる。
レバーよりくせがなくて美味しいよ。
みなさんもお父さんになった暁には試してみたらどうでしょう?
思ったより胎盤って綺麗なものだよ。
中国でタブーが壊れたのは、やっぱ戦乱や飢饉であっけなく
人口が激減し、死屍累々になってしまった状況があるから
なのかな?
91 90 :2000/09/09(土) 11:46人口が激減し、死屍累々になってしまった状況があるから
なのかな?
>>89さんのを読んで思ったのですが、
「飢餓状態での人肉食」と「文化としての人肉食」とに関係があれば
面白いですね。人肉食に文化的・倫理的に抵抗の少ない
民族はそうでない民族と比べて飢饉に陥った回数が多く、飢饉の程度
が強かったのだとしたら合点がいきますし。まあ実際どうだったのか
は知りませんが・・・。
90 名無しさん@1周年 :2000/09/09(土) 11:36「飢餓状態での人肉食」と「文化としての人肉食」とに関係があれば
面白いですね。人肉食に文化的・倫理的に抵抗の少ない
民族はそうでない民族と比べて飢饉に陥った回数が多く、飢饉の程度
が強かったのだとしたら合点がいきますし。まあ実際どうだったのか
は知りませんが・・・。
結局、文化を問わず人間も極度の食糧難に陥ると共食いしてでも
生き延びようとするし、文化によっては敵や親などの力を
我が身に取り入れるといった宗教的な意味合いでも人肉が食される
こともあるが、常食とはなってこなかったと。
98 名無しさん@1周年 :2000/09/19(火) 01:36生き延びようとするし、文化によっては敵や親などの力を
我が身に取り入れるといった宗教的な意味合いでも人肉が食される
こともあるが、常食とはなってこなかったと。
ニューギニアの食人習慣によって蔓延した「クールー」=「スクレイピー」
=「狂牛病」=「クロイツフェルト・ヤコブ病」を50年代に研究した
ガイデシェクがノーベル賞を貰ったというのが、「死の病原体プリオン」
(草思社)のかなりの部分を占める。
ちなみに、脳みその組織や硬膜移植が確実。次が脳みそを食うこと(熱を
加えても効果なし)、さらに脳で増殖する前に内蔵のどこかに潜伏する期間
があるらしい。DNAを持っていないのでやたらに熱や放射線に強く、灰にな
っても感染性があるんだそうだ。
潜伏期間が長いので、ここ10~20年で狂牛病の発病が記録的に増加するとい
う予測がされている。猿の脳みそなんて東南アジア産だろうから食っちゃだめ。
ペットフードも問題外。
492 求道心 :03/11/08(土) 15:47=「狂牛病」=「クロイツフェルト・ヤコブ病」を50年代に研究した
ガイデシェクがノーベル賞を貰ったというのが、「死の病原体プリオン」
(草思社)のかなりの部分を占める。
ちなみに、脳みその組織や硬膜移植が確実。次が脳みそを食うこと(熱を
加えても効果なし)、さらに脳で増殖する前に内蔵のどこかに潜伏する期間
があるらしい。DNAを持っていないのでやたらに熱や放射線に強く、灰にな
っても感染性があるんだそうだ。
潜伏期間が長いので、ここ10~20年で狂牛病の発病が記録的に増加するとい
う予測がされている。猿の脳みそなんて東南アジア産だろうから食っちゃだめ。
ペットフードも問題外。
ヘロトドスの「歴史」にチベット人(イッソドネス人)は食人族と書かれて
あったな。電波な個人的見解かもしれんが、鳥葬でそこらへんに人骨が
あったので、勘違いされたんちゃうかな~
>>98
日経サイエンスに過去特集があって、年寄りは風習を捨てなくて、
まだ食人をやめへんらしいな。
100 名無しさん@1周年 :2000/09/19(火) 14:59あったな。電波な個人的見解かもしれんが、鳥葬でそこらへんに人骨が
あったので、勘違いされたんちゃうかな~
>>98
日経サイエンスに過去特集があって、年寄りは風習を捨てなくて、
まだ食人をやめへんらしいな。
脳みそどころか、筋肉組織(いわゆる食肉)でも感染しますよ。
本場?エゲレスでは、ハンバーガー由来と思われる感染例も
報告されています。
101 名無しさん@1周年 :2000/09/19(火) 22:23本場?エゲレスでは、ハンバーガー由来と思われる感染例も
報告されています。
>>100
それは疑問(あえて)
と殺したときの脳脊髄液の処理の杜撰さが問題だったのでは?
ステーキ用じゃなくてミンチだから。
102 名無しさん@1周年 :2000/09/19(火) 22:59それは疑問(あえて)
と殺したときの脳脊髄液の処理の杜撰さが問題だったのでは?
ステーキ用じゃなくてミンチだから。
孔子の弟子の子路ってのも塩漬けにされて食われたんだよね、確か。
人肉食といえばアステカ帝国もすごかったらしいけどね。
109 名無しさん@1周年 :2000/09/21(木) 14:17人肉食といえばアステカ帝国もすごかったらしいけどね。
>>102
塩漬けの刑は食べるのではなく、
かみ砕いてから地面に吐き出して踏みつけるのが正しいらしい。
要するに殺しても飽き足らないから死肉をも虐めるわけです。
食べちゃったら同化しちゃうでしょ。
117 世界@名無史さん :2000/10/04(水) 16:22塩漬けの刑は食べるのではなく、
かみ砕いてから地面に吐き出して踏みつけるのが正しいらしい。
要するに殺しても飽き足らないから死肉をも虐めるわけです。
食べちゃったら同化しちゃうでしょ。
日本でも肺病やなんかの薬として人肉が良いという伝承があったし、
隠れキリシタンも江戸期に儀式、信仰が歪んで
人肉食をおこなっている例があるよ。
人間の体や死体が何らかの力を持っているという概念はかなり広範なものだから
文化のメインストリームではないにせよ、人肉食は
極限状態に限らず結構いろいろな国で行われた例があるのでは?
145 名無しさん@1周年 :2000/11/09(木) 02:18隠れキリシタンも江戸期に儀式、信仰が歪んで
人肉食をおこなっている例があるよ。
人間の体や死体が何らかの力を持っているという概念はかなり広範なものだから
文化のメインストリームではないにせよ、人肉食は
極限状態に限らず結構いろいろな国で行われた例があるのでは?
西欧で「日本人は人肉食う」噂ってのは,佐川くんの所為では?
ところで、味覚の話しで「うまみ成分」というのが、アミノ酸で,
人間に近いアミノ酸構成のモノがもっとも美味いと感じる。
と言う話を聞いたコトがありますが、如何に?
149 138 :2000/11/10(金) 01:02ところで、味覚の話しで「うまみ成分」というのが、アミノ酸で,
人間に近いアミノ酸構成のモノがもっとも美味いと感じる。
と言う話を聞いたコトがありますが、如何に?
>>145
ハリスが書いてましたね。
人間にとって最も食べるに良いのは人間である。
なんて、感じのこと。
また食人宴席でも眼病の老婆が処刑された死体の眼球を集めて食べていた、
という話がありましたね。
まさに医食同源。
150 天之御名無主 :2000/11/10(金) 03:47ハリスが書いてましたね。
人間にとって最も食べるに良いのは人間である。
なんて、感じのこと。
また食人宴席でも眼病の老婆が処刑された死体の眼球を集めて食べていた、
という話がありましたね。
まさに医食同源。
>>149
中国には、体の悪い部分とおなじ部位を食べるのが良いとされてますね・・・
155 天之御名無主 :2000/11/14(火) 02:00中国には、体の悪い部分とおなじ部位を食べるのが良いとされてますね・・・
>>145
日本のインスタント食品に入っている「アミノ酸」の原料として
インド人の髪の毛が大量に輸入されているそうです。
まさに人体由来そのもの。
152 天之御名無主 :2000/11/12(日) 22:10日本のインスタント食品に入っている「アミノ酸」の原料として
インド人の髪の毛が大量に輸入されているそうです。
まさに人体由来そのもの。
グリムでも人肉食べるシーン多いね。
白雪姫の継母も,豚の心臓を白雪姫の心臓だと思って料理してもらって食べてしまう。
あと、継母が夫の一番可愛がっている男の子をスープにして夫に食べさせてしまう話もある。
当時は結構人肉を食べてたのかなあ.
153 138 :2000/11/13(月) 02:33白雪姫の継母も,豚の心臓を白雪姫の心臓だと思って料理してもらって食べてしまう。
あと、継母が夫の一番可愛がっている男の子をスープにして夫に食べさせてしまう話もある。
当時は結構人肉を食べてたのかなあ.
緊急避難的食人は割と普通だったと思います。
特に農耕民族は栽培化、選定種の大量栽培(病気に弱くなる)や、
連作障害などが宿命的にあり、
長い歴史で見れば餓死者が出る飢饉というのはごく普通のことだったようです。(参考は「緑の歴史」)
(最後のヨーロッパの大飢饉である18世紀のアイルランドのジャガイモ大飢饉では、
飢饉馴れしているといわれるアイルランド人に100万人の餓死者が出た……と記憶してる。
ちなみにアイルランドはその時の人口水準を未だに回復していない)
ただグリム童話みたいに暗喩を多く含むものは、食うという事が
何を意味するかを考えなければならないと思います。
息子を食う父という記述は食人と考えるよりも、
ゴヤの『わが子を喰らうサトゥルヌス』
のような芸術的モチーフによるものだと思いますし。
173 天之御名無主 :2000/12/18(月) 20:37特に農耕民族は栽培化、選定種の大量栽培(病気に弱くなる)や、
連作障害などが宿命的にあり、
長い歴史で見れば餓死者が出る飢饉というのはごく普通のことだったようです。(参考は「緑の歴史」)
(最後のヨーロッパの大飢饉である18世紀のアイルランドのジャガイモ大飢饉では、
飢饉馴れしているといわれるアイルランド人に100万人の餓死者が出た……と記憶してる。
ちなみにアイルランドはその時の人口水準を未だに回復していない)
ただグリム童話みたいに暗喩を多く含むものは、食うという事が
何を意味するかを考えなければならないと思います。
息子を食う父という記述は食人と考えるよりも、
ゴヤの『わが子を喰らうサトゥルヌス』
のような芸術的モチーフによるものだと思いますし。
中学の時地元の図書館で見た『我が市の歴史』みたいな本に、飢饉の時などに
人肉を獣肉と偽り市場で売りさばいていた商人の話や、うちの隣の河原でとあ
る女が自分の子の頭かち割って脳味噌食った話など、結構ありました。
自分の祖先がそうまでしないと生きられなかったことを思うと、すごい悲しか
ったです。
(阿呆の真性厨房だったので、最初は興味半分でみたのです)
ま、こんなの東北にはごろごろ転がってる話なんでしょうね。
つまらん。
174 天之御名無主 :2000/12/19(火) 05:12人肉を獣肉と偽り市場で売りさばいていた商人の話や、うちの隣の河原でとあ
る女が自分の子の頭かち割って脳味噌食った話など、結構ありました。
自分の祖先がそうまでしないと生きられなかったことを思うと、すごい悲しか
ったです。
(阿呆の真性厨房だったので、最初は興味半分でみたのです)
ま、こんなの東北にはごろごろ転がってる話なんでしょうね。
つまらん。
>>173
よくのせたもんだな。事実でも嫌がってひた隠しにしそうな
もんだけど。
191 名無しさん :2001/01/15(月) 22:32よくのせたもんだな。事実でも嫌がってひた隠しにしそうな
もんだけど。
江戸時代,処刑担当の山田浅衛門の家では、人の肝臓が重病に利くという迷信で,
裏で販売していたらしい.
でも人の肝を薬として引用した話は読んだことがない。皆朝鮮人参だ.
人肉食の禁止は同種の殺し合いを嫌う遺伝子が作った,タブー(禁忌)である。
これが飢餓などの非常時に,外れるのだろうか.
人間が,タブーに関心を持つのは,良く見られることだ.
212 天之御名無主 :2001/03/15(木) 14:25裏で販売していたらしい.
でも人の肝を薬として引用した話は読んだことがない。皆朝鮮人参だ.
人肉食の禁止は同種の殺し合いを嫌う遺伝子が作った,タブー(禁忌)である。
これが飢餓などの非常時に,外れるのだろうか.
人間が,タブーに関心を持つのは,良く見られることだ.
今までのご意見とはちょっと意味合いが違いますが、私の父が申すには、
これから大量の老人が死んでゆく日本では、(不可抗力で)死んでしまった
人間は、親族が食べるのが最も合理的だということです。
これは宗教うんぬんではなく、現在の日本の法律では、死んだ人間を葬るには
大量の化石燃料を使って燃やさねばならず、かつその際に大量の二酸化炭素を吐き出して
いるからです。かといって土葬にするスペースもないし、鳥葬等では間に合わない
でしょう。
それに、今後は世界的に食料資源が枯渇し、肉や飼料の輸入も減るでしょうから、
貴重な蛋白源となるわけです。
というわけで、死んだ人は親族が食って処分する。どうでしょうか?
213 天之御名無主 :2001/03/16(金) 06:03これから大量の老人が死んでゆく日本では、(不可抗力で)死んでしまった
人間は、親族が食べるのが最も合理的だということです。
これは宗教うんぬんではなく、現在の日本の法律では、死んだ人間を葬るには
大量の化石燃料を使って燃やさねばならず、かつその際に大量の二酸化炭素を吐き出して
いるからです。かといって土葬にするスペースもないし、鳥葬等では間に合わない
でしょう。
それに、今後は世界的に食料資源が枯渇し、肉や飼料の輸入も減るでしょうから、
貴重な蛋白源となるわけです。
というわけで、死んだ人は親族が食って処分する。どうでしょうか?
>>212
その発想、ハリスっぽい
221 常民さん :2001/03/19(月) 06:28その発想、ハリスっぽい
>>212
冗談は瀬川ことびだけにして下さい。
老人の病死人肉なんて固いし危険だしぞっとしません。
きっと子供や若い娘のほうが美味いです。
257 日本@名無史さん :2001/05/26(土) 05:45冗談は瀬川ことびだけにして下さい。
老人の病死人肉なんて固いし危険だしぞっとしません。
きっと子供や若い娘のほうが美味いです。
>>212
薬漬けの肉(が多いであろう)…こっちの身体に異常が起こらないか不安。
214 天之御名無主 :2001/03/16(金) 10:31薬漬けの肉(が多いであろう)…こっちの身体に異常が起こらないか不安。
そういえば、ジャンクだかなんだかのグロ映像満載のビデオに
ジャングルの中に首狩族の村があって、撮影に行ったやつらが
帰ってこなくて、ビデオだけ発見されて、男がそいつらに殺されて、
女はまん0にくいをうたれて殺された映像がはいってたらしい。
友人から聞いたんだが、詳細きぼん。
218 天之御名無主 :2001/03/19(月) 01:08ジャングルの中に首狩族の村があって、撮影に行ったやつらが
帰ってこなくて、ビデオだけ発見されて、男がそいつらに殺されて、
女はまん0にくいをうたれて殺された映像がはいってたらしい。
友人から聞いたんだが、詳細きぼん。
>>214
「食人族」 アメリカ '81製作。有名な作品だから、
大きなレンタルビデオ店に行けば借りられるのでは?
洋泉社の「悪趣味洋画劇場」という本に詳しい。
229 天之御名無主 :2001/03/25(日) 05:56「食人族」 アメリカ '81製作。有名な作品だから、
大きなレンタルビデオ店に行けば借りられるのでは?
洋泉社の「悪趣味洋画劇場」という本に詳しい。
胎盤について
「私達は繁殖している」内田春菊
で、ほ乳類は出産後なぜ胎盤を食べるのかの意味が書いてあったよ。
子宮を収縮させるものが入っているんだって。だから、食べた方が
お母さんにとってはいいらしいよ。
内田春菊の本によるとレバーのような感じなんだそうです。
胎盤を食べるのは別に食人って感じしないけどなー。
230 天之御名無主 :2001/03/25(日) 05:59「私達は繁殖している」内田春菊
で、ほ乳類は出産後なぜ胎盤を食べるのかの意味が書いてあったよ。
子宮を収縮させるものが入っているんだって。だから、食べた方が
お母さんにとってはいいらしいよ。
内田春菊の本によるとレバーのような感じなんだそうです。
胎盤を食べるのは別に食人って感じしないけどなー。
>>229補足
出産ってシステムだからさ、母乳だって子供の成長に合わせて
内容が変わるし、それなら、胎盤を食べれば子宮が収縮するように
出来ているっていうのも分かる話だと思う。
人間だって所詮動物ですから。
243 吾輩は名無しである :2001/04/28(土) 23:41出産ってシステムだからさ、母乳だって子供の成長に合わせて
内容が変わるし、それなら、胎盤を食べれば子宮が収縮するように
出来ているっていうのも分かる話だと思う。
人間だって所詮動物ですから。
キリスト教世界はどう?
「私の身体を」とか言ってパンを分けたり、「私の血を」とか言って
赤ぶどう酒を分けたり。
「血」信仰みたいなのがあって、囚人が死刑に処された後、その血を裏で
売ってたとか、有名なバートリ・エルジェベト伯爵夫人は人血のお風呂に
入っていたとか。
このへん種村季弘の本に出てた。
これも種村季弘の受け売りだけど、日本でも介錯人が介錯した人の肝を
高値で売ってた(この話はがいしゅつだね)とか。
「飢餓」と「信仰」(その人の聖性・技能・若さなどを取り入れるためとか、
薬としてとか)と「「美食」(悪食?)を分けて考えたほうがいいのでは。
あと「比喩」「大袈裟」もありえる。
260 天之御名無主 :2001/05/26(土) 22:17「私の身体を」とか言ってパンを分けたり、「私の血を」とか言って
赤ぶどう酒を分けたり。
「血」信仰みたいなのがあって、囚人が死刑に処された後、その血を裏で
売ってたとか、有名なバートリ・エルジェベト伯爵夫人は人血のお風呂に
入っていたとか。
このへん種村季弘の本に出てた。
これも種村季弘の受け売りだけど、日本でも介錯人が介錯した人の肝を
高値で売ってた(この話はがいしゅつだね)とか。
「飢餓」と「信仰」(その人の聖性・技能・若さなどを取り入れるためとか、
薬としてとか)と「「美食」(悪食?)を分けて考えたほうがいいのでは。
あと「比喩」「大袈裟」もありえる。
>>243
あの宗教の真性な非合理さは、残された弟子達がパニックに陥って
「奇跡の力に与りたい」と思って食べちゃったのを
後からなんだかんだと自分達を正当化するために
都合よく話を作ったことに起因するとしか思えない。<最後の晩餐とか復活とか
始めに言葉があった世界では、始めに事実があって
それが聖餐の儀式として定着したと考えるほうが自然。
神の子を食べちゃったら、もうそれ以上に価値ある人間なんていないもんね。
キリスト教徒が残酷である本当の理由は、神が自分と共にあると思える所、
つまり食べた事実を継承していくための象徴的カニバリズムにあるのでは。
261 天之御名無主 :2001/05/27(日) 05:39あの宗教の真性な非合理さは、残された弟子達がパニックに陥って
「奇跡の力に与りたい」と思って食べちゃったのを
後からなんだかんだと自分達を正当化するために
都合よく話を作ったことに起因するとしか思えない。<最後の晩餐とか復活とか
始めに言葉があった世界では、始めに事実があって
それが聖餐の儀式として定着したと考えるほうが自然。
神の子を食べちゃったら、もうそれ以上に価値ある人間なんていないもんね。
キリスト教徒が残酷である本当の理由は、神が自分と共にあると思える所、
つまり食べた事実を継承していくための象徴的カニバリズムにあるのでは。
中世ヨーロッパの異端キリスト教には嬰児をみんなで食べちゃう
という宗派があったとか・・・
弾圧されながらアンダーグラウンドで生き長らえて黒ミサとかの
元になったのかも。
(決して煽りではないので)
262 天之御名無主 :2001/05/27(日) 09:51という宗派があったとか・・・
弾圧されながらアンダーグラウンドで生き長らえて黒ミサとかの
元になったのかも。
(決して煽りではないので)
>>261
>中世ヨーロッパの異端キリスト教には嬰児をみんなで食べちゃう
>という宗派があったとか・・・
それは、古代ローマでキリスト教が公認される前から言われていた伝承です。
大方の研究者は、秘密裏におこなわれた聖餐の儀式が都市伝説的に否曲されて悪意あるデマとして伝えられた、としています。
実は、嬰児を食べる儀式をおこなう異端派、古代に存在した可能性は、わずかながらあります。
しかし、それは属領エジプトから以東のことです。
この異端派についても、ほとんどの場合は、正統的なキリスト教会の方が異端派に対してデマを広めたケースの方が多いでしょう。
(しかし、そうしたカルトがあった可能性はゼロではない)
ただ、こうした古代カルトが公認~国教化以降の西方(ヨーロッパ)で続いたって可能性は極少ないです。
聖餐の儀式はユダヤ教の会食をモデル(ルーツ)にして、イエスが象徴的な意味を付与したと考えられます。
ですので、ヨーロッパ中世以降の黒ミサなどは、主催者が、古代異端の伝承を「参考」にして、聖餐の儀式を象徴的にパロディ化したもの、と考えられます。
(知られる事例は近世に多いのですが)
263 262 :2001/05/27(日) 11:40>中世ヨーロッパの異端キリスト教には嬰児をみんなで食べちゃう
>という宗派があったとか・・・
それは、古代ローマでキリスト教が公認される前から言われていた伝承です。
大方の研究者は、秘密裏におこなわれた聖餐の儀式が都市伝説的に否曲されて悪意あるデマとして伝えられた、としています。
実は、嬰児を食べる儀式をおこなう異端派、古代に存在した可能性は、わずかながらあります。
しかし、それは属領エジプトから以東のことです。
この異端派についても、ほとんどの場合は、正統的なキリスト教会の方が異端派に対してデマを広めたケースの方が多いでしょう。
(しかし、そうしたカルトがあった可能性はゼロではない)
ただ、こうした古代カルトが公認~国教化以降の西方(ヨーロッパ)で続いたって可能性は極少ないです。
聖餐の儀式はユダヤ教の会食をモデル(ルーツ)にして、イエスが象徴的な意味を付与したと考えられます。
ですので、ヨーロッパ中世以降の黒ミサなどは、主催者が、古代異端の伝承を「参考」にして、聖餐の儀式を象徴的にパロディ化したもの、と考えられます。
(知られる事例は近世に多いのですが)
ちょっとだけ>>262の捕捉
>嬰児を食べる儀式をおこなう異端派、古代に存在した可能性は、わずかながらあります。
>しかし、それは属領エジプトから以東のことです。
うえの異端派は、キリスト教異端派についてのことです。
ローマ領土内西方では、嬰児生け贄をするようなカルト集団、実はキリスト教異端派よりも、小アジア系の異教密儀宗教--バッコス教なりなんなりの方がずっと可能性あります。
実は古代末期の都市部では、伝統的な大家族の解体--特に中流以下階層での解体により、伝統的なローマ宗教が社会の統合力として機能しなくなっていました。
その為、キリスト教以外にも、小アジアや西アジアから密議宗教が多数流入し、いわば新興宗教ブームになっていたのです。
>>262で書いた「秘密裏におこなわれた聖餐の儀式が都市伝説的に否曲されて悪意あるデマとして伝えられた」でも、キリスト教の儀式をよく理解していなかったローマ人が異教密議宗教のイメーヂとゴッチャにして妄想を膨らませた可能性が指摘されています。
264 シンデレラ :2001/05/30(水) 03:30>嬰児を食べる儀式をおこなう異端派、古代に存在した可能性は、わずかながらあります。
>しかし、それは属領エジプトから以東のことです。
うえの異端派は、キリスト教異端派についてのことです。
ローマ領土内西方では、嬰児生け贄をするようなカルト集団、実はキリスト教異端派よりも、小アジア系の異教密儀宗教--バッコス教なりなんなりの方がずっと可能性あります。
実は古代末期の都市部では、伝統的な大家族の解体--特に中流以下階層での解体により、伝統的なローマ宗教が社会の統合力として機能しなくなっていました。
その為、キリスト教以外にも、小アジアや西アジアから密議宗教が多数流入し、いわば新興宗教ブームになっていたのです。
>>262で書いた「秘密裏におこなわれた聖餐の儀式が都市伝説的に否曲されて悪意あるデマとして伝えられた」でも、キリスト教の儀式をよく理解していなかったローマ人が異教密議宗教のイメーヂとゴッチャにして妄想を膨らませた可能性が指摘されています。
上の西洋社会の人食いで思い出しました。
大昔、第二外国語のフランス語でペローのシンデレラを習ったとき、
以下のような後日談がついておりました。
シンデレラの姑の女王は実は人食い女で、王子様の遠征中、
シンデレラの子供(要するに自分の孫)たちを食べようとする。
しかし家来が同情して、女王を騙して鹿の肉を与えていたが、
それがばれてしまい、今にもシンデレラと子供たちが
女王に食べられそうになったとき、
王子様が帰ってきて、女王は蛇やら蟲やらなめくじで
いっぱいの穴に落ちてくわれちゃう、という話。
「子供にロベールソース(どういうソースか不明)をかけて」とか、
蛇にお后が食われるとき「骨がぎしぎし」したり、
シンデレラ本編より後日談の方が猟奇的でかなり面白いのですが、
不思議と日本のどの本にも出てこない。ペローの原作はフランス語
忘れて二度と解読不能(泣)。
266 天之御名無主 :2001/06/04(月) 07:13大昔、第二外国語のフランス語でペローのシンデレラを習ったとき、
以下のような後日談がついておりました。
シンデレラの姑の女王は実は人食い女で、王子様の遠征中、
シンデレラの子供(要するに自分の孫)たちを食べようとする。
しかし家来が同情して、女王を騙して鹿の肉を与えていたが、
それがばれてしまい、今にもシンデレラと子供たちが
女王に食べられそうになったとき、
王子様が帰ってきて、女王は蛇やら蟲やらなめくじで
いっぱいの穴に落ちてくわれちゃう、という話。
「子供にロベールソース(どういうソースか不明)をかけて」とか、
蛇にお后が食われるとき「骨がぎしぎし」したり、
シンデレラ本編より後日談の方が猟奇的でかなり面白いのですが、
不思議と日本のどの本にも出てこない。ペローの原作はフランス語
忘れて二度と解読不能(泣)。
>>264
それ自分も読んだことあります。確か孫は二人で
王子と王女ですよね。鹿の肉のあたりとかは覚え
てるんですけど。シンデレラの後日談かははっき
りしないのですが。。。
ちなみにフラ語じゃなくて日本語で読んだからど
っかにあるんじゃないでしょうか。
290 天之御名無主 :2001/08/17(金) 21:26それ自分も読んだことあります。確か孫は二人で
王子と王女ですよね。鹿の肉のあたりとかは覚え
てるんですけど。シンデレラの後日談かははっき
りしないのですが。。。
ちなみにフラ語じゃなくて日本語で読んだからど
っかにあるんじゃないでしょうか。
>>264
シンデレラじゃない。眠り姫。
グリム童話だけど、もろカニバな話あるよ。
腹が減ったから娘を食べようって言う話。
331 天之御名無主 :01/12/10(月) 03:47シンデレラじゃない。眠り姫。
グリム童話だけど、もろカニバな話あるよ。
腹が減ったから娘を食べようって言う話。
>>290 いや、俺もペローのシンデレラの原書で読んだぞ。
後日談は眠り姫のほうが有名だが。
292 天之御名無主 :01/08/26(日) 21:00 ID:0HXWUbSo後日談は眠り姫のほうが有名だが。
>>264
その話は15年ぐらい前、時計の読み方や動物の紹介とか書いてある
子供向け教育本で読んだことあるよ
もちろん詳しい残酷描写は書いてなかったけどね
278 天之御名無主 :2001/07/27(金) 00:36その話は15年ぐらい前、時計の読み方や動物の紹介とか書いてある
子供向け教育本で読んだことあるよ
もちろん詳しい残酷描写は書いてなかったけどね
江戸時代に飢饉で止むを得ず人食いをしたときにも
その行為を正当化することなく、「餓鬼畜生」という
石碑を作って自分達が極限状態では「人間」ではなくなると
冷静に戒めたのは、すごいことだと思います。
499 天之御名無主 :03/12/09(火) 15:54その行為を正当化することなく、「餓鬼畜生」という
石碑を作って自分達が極限状態では「人間」ではなくなると
冷静に戒めたのは、すごいことだと思います。
>>278
飢饉が起きたのは東北地方の一部だけです。
西日本では逆に豊作でしたが、幕府により藩から藩への流通が禁止されていたため
飢饉のあった地域は救われなかったそうです。
他地域の民衆が、飢饉の話を聞き、他山の石として伝えられたのではないでしょうか?
飢餓の中、自ら冷静に戒めたというのは疑問です。
281 天之御名無主 :2001/07/30(月) 20:30飢饉が起きたのは東北地方の一部だけです。
西日本では逆に豊作でしたが、幕府により藩から藩への流通が禁止されていたため
飢饉のあった地域は救われなかったそうです。
他地域の民衆が、飢饉の話を聞き、他山の石として伝えられたのではないでしょうか?
飢餓の中、自ら冷静に戒めたというのは疑問です。
人間の肉より、人間の脳が食べたいね。
282 天之御名無主 :2001/07/30(月) 21:43>>281
だから脳はプリオンが怖いので
やめた方が良いと思われ。
しっかしプリオンって謎だよね。
そもそも生物なのかコレ?
俺的仮説は、蛋白質のシンクロニティが原因である!!である。
誰か頭いい人、この方面で研究きぼんぬ。
381 炯炯 :02/09/19(木) 22:56だから脳はプリオンが怖いので
やめた方が良いと思われ。
しっかしプリオンって謎だよね。
そもそも生物なのかコレ?
俺的仮説は、蛋白質のシンクロニティが原因である!!である。
誰か頭いい人、この方面で研究きぼんぬ。
クローン肉が一般化したら自分の肉を食うのが消化にも
最も良いと思うぞ
382 天之御名無主 :02/09/20(金) 00:41最も良いと思うぞ
>>381
自分の肉は消化できないのでは?
遺伝子の近しいものは己の体の一部ということで内臓が消化しないと思う。
胃や腸が出血した際、血液が消化されず血便・血尿となって出てくるよーに。
383 差異同意 :02/09/20(金) 09:41自分の肉は消化できないのでは?
遺伝子の近しいものは己の体の一部ということで内臓が消化しないと思う。
胃や腸が出血した際、血液が消化されず血便・血尿となって出てくるよーに。
>>382
なるほど。では恋人の肉を喰らう事が愛の告白に・・・
386 天之御名無主 :02/10/02(水) 07:24なるほど。では恋人の肉を喰らう事が愛の告白に・・・
>>382
肉は消化できるだろ、多分。
内臓も遺伝子見て消化してるわけじゃないし、
もしそうだったら胃潰瘍なんて病気は存在しないと思う。
血便血尿は胃の出血ではないと思う。
血は催吐作用があるから胃で出血したら吐くんじゃないかと。
389 天之御名無主 :02/11/22(金) 20:37肉は消化できるだろ、多分。
内臓も遺伝子見て消化してるわけじゃないし、
もしそうだったら胃潰瘍なんて病気は存在しないと思う。
血便血尿は胃の出血ではないと思う。
血は催吐作用があるから胃で出血したら吐くんじゃないかと。
んじゃ髪の毛は非常食に出来ないのかなぁ?
390 とてた :02/11/22(金) 20:58>>389
戦時中、「人造醤油」の原料になったとか。
440 天之御名無主 :03/06/03(火) 00:37戦時中、「人造醤油」の原料になったとか。
>>389
非常食っつうか、味の素だな、それ…。
426 天之御名無主 :03/04/25(金) 01:48非常食っつうか、味の素だな、それ…。
血液製剤、輸血、臓器移植・・・
ある意味人食い。
429 天之御名無主 :03/04/25(金) 03:49ある意味人食い。
>>426
エホバの商人、もとい証人の輸血拒否は
そういう解釈なんだよね。
輸血=他人の血を飲むと同じ行為
446 天之御名無主 :03/06/03(火) 08:32エホバの商人、もとい証人の輸血拒否は
そういう解釈なんだよね。
輸血=他人の血を飲むと同じ行為
西遊記に人参果(字ぃ違うかも)って出てくるよね?
木から赤ちゃんみたいな実がなってて食うと寿命がのびるだかなんだかの。
やっぱ当時のアレにアレなのかしら。
453 天之御名無主 :03/06/04(水) 21:58木から赤ちゃんみたいな実がなってて食うと寿命がのびるだかなんだかの。
やっぱ当時のアレにアレなのかしら。
>>446
ああーーーーーそういうことなわけ! ですか、あれは!!
462 天之御名無主 :03/06/17(火) 23:17ああーーーーーそういうことなわけ! ですか、あれは!!
既出&スレ違いだったらごめん
「あぶくたった、煮え立った/煮えたかどうだか食べてみよう」
って遊び。
あれは人肉食にはまったく関係ないものなのかな?
今思うとかなりオカルティックに思えるのだけど・・・
465 天之御名無主 :03/06/20(金) 00:00「あぶくたった、煮え立った/煮えたかどうだか食べてみよう」
って遊び。
あれは人肉食にはまったく関係ないものなのかな?
今思うとかなりオカルティックに思えるのだけど・・・
>>462
ああいう遊びは教育に悪いよね(w俺もあの歌聴いて子供の頃から人肉食って見たいと想像を膨らませてた。
あと、ヘンゼルとグレーテルとか赤頭巾ちゃんとかそんなのばっかりで興奮するよね。
あ~ぶくたったー 煮えたったー
煮えたかどうだか 食べてみよう
むしゃむしゃむしゃ(中央の子の頭を、みんなでぐしゃぐしゃ触る)
まだ煮えない
あ~ぶくたったー 煮えたったー
煮えたかどうだか 食べてみよう
むしゃむしゃむしゃ
もう煮えた
538 新参者 ◆EKNnjDCuA2 :04/04/01(木) 11:24ああいう遊びは教育に悪いよね(w俺もあの歌聴いて子供の頃から人肉食って見たいと想像を膨らませてた。
あと、ヘンゼルとグレーテルとか赤頭巾ちゃんとかそんなのばっかりで興奮するよね。
あ~ぶくたったー 煮えたったー
煮えたかどうだか 食べてみよう
むしゃむしゃむしゃ(中央の子の頭を、みんなでぐしゃぐしゃ触る)
まだ煮えない
あ~ぶくたったー 煮えたったー
煮えたかどうだか 食べてみよう
むしゃむしゃむしゃ
もう煮えた
オカルト板から来ました。あっちの人肉食スレは荒廃してまして。。よろしくお願いします。
ここでも取り上げられている不治の病「クールー」について、新たに情報を得ました。
同病の研究に携わる豪カーテン工科大のマイケル・アルパース教授によると、
潜伏期間は最長50年に及ぶことがわかってきたとのこと。
1950年代中頃、パプア・ニューギニア高地のフォア族に対し、人肉食をやめるよう、当時同国を統治して
いた豪州が命じた。60年以後、風習はやんだ。ところが半世紀近く経った今も、ほぼ毎年1~2人の死者が発生。
(こっそり食べているわけではないらしい。どうも死者に若者がいないようです。昨年の死者は50代後半の男性)。
ちなみに、統計を取り始めた1957年以降の死者2500人中、80%が成人女性。
残るうち18%が子供で、成人男性はわずか2%。
これは食べる部位が階層によって異なるからだと思われます。かつてフォア族は死者の魂を慰めるため、
葬儀の参列者が肉をバナナの葉に包んで焼き、食べたわけですが、子供と女性は脳と内臓を食べる役割
だったというのです。つまり危険部位を主に食していたからこそ多く感染したのでしょう。
539 天之御名無主 :04/04/03(土) 21:19ここでも取り上げられている不治の病「クールー」について、新たに情報を得ました。
同病の研究に携わる豪カーテン工科大のマイケル・アルパース教授によると、
潜伏期間は最長50年に及ぶことがわかってきたとのこと。
1950年代中頃、パプア・ニューギニア高地のフォア族に対し、人肉食をやめるよう、当時同国を統治して
いた豪州が命じた。60年以後、風習はやんだ。ところが半世紀近く経った今も、ほぼ毎年1~2人の死者が発生。
(こっそり食べているわけではないらしい。どうも死者に若者がいないようです。昨年の死者は50代後半の男性)。
ちなみに、統計を取り始めた1957年以降の死者2500人中、80%が成人女性。
残るうち18%が子供で、成人男性はわずか2%。
これは食べる部位が階層によって異なるからだと思われます。かつてフォア族は死者の魂を慰めるため、
葬儀の参列者が肉をバナナの葉に包んで焼き、食べたわけですが、子供と女性は脳と内臓を食べる役割
だったというのです。つまり危険部位を主に食していたからこそ多く感染したのでしょう。
>>538
羊のスクレイピーとか、やはり共食いはヤバイって事だね。
しかし中国では、日本が大阪万博を開催しようって言う数年前に
起こった文化大革命の際にも、相当食い捲くったらしいからなぁ~。
540 新参者 ◆EKNnjDCuA2 :04/04/05(月) 23:20羊のスクレイピーとか、やはり共食いはヤバイって事だね。
しかし中国では、日本が大阪万博を開催しようって言う数年前に
起こった文化大革命の際にも、相当食い捲くったらしいからなぁ~。
>>539
中国での発症例がないか、何度か検索してみましたが、見つけることができませんでした。
中国板の人肉食スレも読んでみたのですが、やはり見つからず。
なんとも不思議な話ですねぇ。昔からあの国では、たしかに人肉食文化が…。
831 天之御名無主 :2007/03/05(月) 14:16:42中国での発症例がないか、何度か検索してみましたが、見つけることができませんでした。
中国板の人肉食スレも読んでみたのですが、やはり見つからず。
なんとも不思議な話ですねぇ。昔からあの国では、たしかに人肉食文化が…。
宗教的人肉食・儀式的人肉食・飢餓状況的人肉食ではなく、もっと食材としての純粋な人肉食の話はないのですか?
834 天之御名無主 :2007/03/06(火) 19:47:30>>831
食材としての人肉食は中国くらいかなあ
太平洋戦争中旧日本軍がガダルカナルで敵の捕虜のパイロット食ったらしいが
835 天之御名無主 :2007/03/07(水) 11:04:41食材としての人肉食は中国くらいかなあ
太平洋戦争中旧日本軍がガダルカナルで敵の捕虜のパイロット食ったらしいが
中国だけってことはないだろ。東南アジアやアフリカの密林の蛮族とかでもやってそうだ。
そもそも人間がそんなに美味しい食べ物なら、共食いが世界共通文化になっていたはず。
836 天之御名無主 :2007/03/07(水) 13:07:01そもそも人間がそんなに美味しい食べ物なら、共食いが世界共通文化になっていたはず。
>>835
最悪の戦場に奇跡は無かったって本読んでるけど
ガダルカナル、インパールに参加した兵士が人を食っても責められないと言ってる
状況によるんじゃないの
俺ら飢えた経験無いんだし
最悪の戦場に奇跡は無かったって本読んでるけど
ガダルカナル、インパールに参加した兵士が人を食っても責められないと言ってる
状況によるんじゃないの
俺ら飢えた経験無いんだし
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