2009年09月19日 (土) | Edit |
470 Mr.名無しさん :2008/10/29(水) 00:24:44 0
車の運転免許は妹の方が早くとった。休日はよく運転してどこかに出かけている。
対して俺は半ペーパードライバー。電車通勤の上、出不精。四ヶ月に一度くらいしか運転しない。
長期間乗らないと色々勝手を忘れるから練習を兼ねて時々運転するようにしている。
今回は約半年ぶりの運転。
小型で運転しやすい車(日産マーチ)だが、不安なので妹についてきてもらうことに。
妹「お兄ちゃんシートベルト忘れてる」
妹「お兄ちゃん右寄りすぎ」
妹「お兄ちゃん次左折。ウインカー出さないと」
しょっぱなから注意されまくる。
しばらくして前を走っていたバスが停留所で止まった。ニ車線道路で対向車は来てないっぽい。
俺「教官。この場合は追い越していくべきなのでしょうか?」
妹「普通はさくさく追い越すけどお兄ちゃんの腕ならここで止まってなさい。ぐずぐずしてるうちに反対車線から車来そう」
471 Mr.名無しさん :2008/10/29(水) 00:25:15 0対して俺は半ペーパードライバー。電車通勤の上、出不精。四ヶ月に一度くらいしか運転しない。
長期間乗らないと色々勝手を忘れるから練習を兼ねて時々運転するようにしている。
今回は約半年ぶりの運転。
小型で運転しやすい車(日産マーチ)だが、不安なので妹についてきてもらうことに。
妹「お兄ちゃんシートベルト忘れてる」
妹「お兄ちゃん右寄りすぎ」
妹「お兄ちゃん次左折。ウインカー出さないと」
しょっぱなから注意されまくる。
しばらくして前を走っていたバスが停留所で止まった。ニ車線道路で対向車は来てないっぽい。
俺「教官。この場合は追い越していくべきなのでしょうか?」
妹「普通はさくさく追い越すけどお兄ちゃんの腕ならここで止まってなさい。ぐずぐずしてるうちに反対車線から車来そう」
苦戦しながらもなんとか目的の家電屋に到着。日曜日なのでほぼ満車のようだった。
誘導員の指示では二階の奥に一台だけ空きがあるらしい。
奥に進むと確かに一台分だけ空いていた。
見ると右隣はワンボックスの大型カー。左隣はベンツ。スペースはかなり狭い。
車庫入れは苦手な方だった。
妹「あー! お兄ちゃんだめー! ストップ!」
俺「う!」
妹「あと3センチでベンツに傷つけてたよ。わたしが代わろうか?」
俺「むう。ここは兄の威厳にかけて自分で」
妹「妹に教えを請うてる時点で威厳も何もないと思うけど」
俺「うぬ……」
妹「どうなのお兄ちゃん? できるの? できないの?」
左後ろで黒光りするベンツを眺めて俺は肩を落とした。
俺「教官、お願いします」
代わった妹は一発で駐車に成功した。
俺「さすがです。教官」
妹「こんなの楽勝。ほんとお兄ちゃんたら、わたしがついてないとダメなんだから」
いつもは俺の方が偉そうにしているけど、こと車の事になると得意げに振るまう妹も悪くないと思った一日だった。
誘導員の指示では二階の奥に一台だけ空きがあるらしい。
奥に進むと確かに一台分だけ空いていた。
見ると右隣はワンボックスの大型カー。左隣はベンツ。スペースはかなり狭い。
車庫入れは苦手な方だった。
妹「あー! お兄ちゃんだめー! ストップ!」
俺「う!」
妹「あと3センチでベンツに傷つけてたよ。わたしが代わろうか?」
俺「むう。ここは兄の威厳にかけて自分で」
妹「妹に教えを請うてる時点で威厳も何もないと思うけど」
俺「うぬ……」
妹「どうなのお兄ちゃん? できるの? できないの?」
左後ろで黒光りするベンツを眺めて俺は肩を落とした。
俺「教官、お願いします」
代わった妹は一発で駐車に成功した。
俺「さすがです。教官」
妹「こんなの楽勝。ほんとお兄ちゃんたら、わたしがついてないとダメなんだから」
いつもは俺の方が偉そうにしているけど、こと車の事になると得意げに振るまう妹も悪くないと思った一日だった。
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