2ちゃんねるのまとめさいと
--年--月--日 (--) | Edit |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


| --:-- |

2ちゃんねる

| スポンサー広告 | | Top▲
2009年09月13日 (日) | Edit |
  • 編集元:詩・ポエム板より「有名な泣ける詩

    1 pino :03/06/04(水) 04:30 ID:O32eQ4/4

    どんどん書いてけ
    作者も忘れずにな

    2 pino :03/06/04(水) 04:37 ID:O32eQ4/4

     「四行詩」 富永太郎

      

     青鈍(あをにび)たおまへの聲の森に

     銅(あかがね)を浴びたこの額を沈めたい

     柔く柔く 毛細管よりも貞順に

     オーボアよ胸を踏め睫毛に縋れ

    3 pino :03/06/04(水) 04:38 ID:O32eQ4/4

    別に泣けなくてもいいや
    なんでもアリな


  • 4 潔白 ◆7095fjotwQ :03/06/04(水) 05:02 ID:gW41t6BI

    詩の一部分だけなんだけど

    「TIME SLIP」 hyde

    気付かないふりしてるけど 遊び方を忘れてしまったのさ

    5 むう :03/06/04(水) 21:06 ID:Jhbu7tJU

    やっぱり宮沢賢治の「永訣の朝」

    あめじゆとてちてけんじゃ

    この部分はまじ泣けます。

    6 風の住む町 :03/06/04(水) 23:58 ID:/66An7xU

    >>5
    うんうん、やっぱそれだよね

    8 pino :03/06/05(木) 01:06 ID:/RZtg7ig

    >>5
    できればどーゆー意味なのか
    自分的解釈で構わないから書いて欲しい。

    9 ぱん田 :03/06/05(木) 09:43 ID:CSOyIJUy

    >>8
    確か「雨混じりの雪を採ってきて、賢治」て意味だったと思います。
    妹が死の間際に頼むんだよね。泣ける・・・

    10 pino :03/06/05(木) 16:48 ID:DnWMYqJW

    >>9
    なんて切ないのでしょうか・・・
    ありがとう

    113 名前はいらない :2005/07/27(水) 01:55:09 ID:xBkRIvad

    >>9
    かなり遅レスだが、「けんじや」は東北弁の「けろ」つまり「~してちょうだい」みたいな感じの意味です。
    中学のテストで同じ間違いをしたんで、なんだか懐かしいです。あげあし取ってるわけじゃないんで悪しからずm(__)m

    114 名前はいらない :2005/07/29(金) 12:10:23 ID:3BjZBIjH

    >>113
    俺今まで勘違いしてた
    ありがとう

    12 pino :03/06/05(木) 17:05 ID:DnWMYqJW

    泣けないけど面白いと思ったので。。

    安部公房著 「壁・第一部 S・カルマ氏の犯罪」に出てくる詩です

    これがおまえの部屋ないというのなら
    私は色鉛筆を食べて死んでもいい
    一ダース百二十円の色鉛筆
    半分食べれば確実という証明書つきのやつを
    いっぺんに全部食べて死んでもいい

    これがお前の部屋でないというのなら
    私は魚の骨を千本喉につきたてて死んでもいい
    一匹百円の黒鯛を三匹
    思う存分猫にしゃぶらせたかすを
    いっぺんに全部飲込んで死んでもいい

    しかしこれは確かにおまえの部屋なのだから
    私は色鉛筆を食べなくてもいいのだ
    黒鯛の骨も飲まなくていいのだ
    私は合計四百二十円もうかった
    しかしおまえだって別に損したわけではない

    確かにこれはおまえの部屋なのに
    私は決しておまえから四百二十円もらおうなどとおもわないのだ
    不思議なことだと思うかもしれないが
    よく考えてみればそうでもない
    私は決して恩にきせたりはしないだろう

    15 名前はいらない :03/06/05(木) 20:45 ID:6ZJqobX4

    八木重吉『秋の瞳』序。シンプルに涙腺に迫ってきます。

        私は、友が無くては耐へられぬのです。しかし、私には、
       ありません。この貧しい詩を、これを、読んでくださる方
       の胸へ捧げます。そして、私を、あなたの友にしてくださ
       い。

    16 pino :03/06/05(木) 21:57 ID:DnWMYqJW

    >>15
    寂しすぎます
    はぁ。。。

    17 むう :03/06/05(木) 23:26 ID:7M86bTqi

    「骨」はたしかにいい。
    野ざらしになっている自分の骨を見つめる詩だよね。

    18 ぱん田 :03/06/05(木) 23:50 ID:CSOyIJUy

    >>17
    そうそう★「ホラホラ、あれが僕の骨。」てやつです。
    「生きてゐた時に、これが食堂の雑踏の中に、坐つてゐたこともある、
    みつばのおしたしを食つたこともある、と思へばなんとも可笑しい。」
    という一節が、面白くもあり寂しさを誘います・・・

    19 むう :03/06/06(金) 00:03 ID:RiSErTYu

    後は、中原中也では
    「愛するものが死んだ時には 自殺しなきゃあなりません」の
    詩がいい。
    「鳩に豆なぞぱらぱらやって」の部分に特に惹かれる。
    「春日狂想」だっけ。

    26 ねほん ◆FSnm09kHak :03/08/15(金) 13:51 ID:L8Bxsqj2

    「顔のないモアイ像」

    どうして動くと私の顔は滲むのか
    なぜだろう
    どうして立ち止まっていた方が良いぬいぐるみに慣れるのか
    あの塔のてっぺんで立ちずくむ君に問いたい

    31 もひとつ吉野弘 :03/11/16(日) 23:08 ID:xuhTOrV9

    「I was born」吉野弘
    ・・・・・
    ―友人にその話をしたら 或日 これが蜻蛉の雌だといって拡大鏡で見せてくれた。
    説明によると 口は全く退化して食物を摂るに適しない。胃の腑を開いても
    入っているのは空気ばかり。見ると その通りなんだ。ところが 卵だけは
    腹の中にぎっしり充満していて ほっそりした胸の方にまで及んでいる。
    それはまるで 目まぐるしく繰り返される生き死にの悲しみが 咽喉もとまで
    こみあげているように見えるのだ。淋しい 光りの 粒々だったね。
    私が友人の方を振り向いて<卵>というと 彼も肯いて答えた。<せつなげだね>。
    そんなことがあってから間もなくのことだったんだよ、お母さんがお前を
    産み落としてすぐに死なれたのは―。
    ・・・・・

    これも一部だけ抜粋。出来れば全部読んでもらいたい・・・。

    80 名前はいらない :2005/06/10(金) 16:49:39 ID:GUkNwpGR

    >>31 それ今国語の授業で習ってるよ。私もその詩好きだわ。

    82 名前はいらない :2005/06/11(土) 13:23:55 ID:yfxzAVDW

    >>31 
    その詩。。俺が凄く尊敬してる国語の先生が
    テストにも出ないし教科書にも載ってないのに
    授業でやってくれた。
    授業中だったけど泣いた。
    何でか分かんないけど…

    88 名前はいらない :2005/06/12(日) 02:40:10 ID:zbriZZfX

    >>31
    この詩なつかしい。学校の教科書で載っていたのを覚えてる。
    それはまるで 目まぐるしく繰り返される生き死にの悲しみが 咽喉もとまで
    こみあげているように見えるのだ。淋しい 光りの 粒々だったね。
    この部分が印象的でわすれられない。

    91 名前はいらない :2005/06/16(木) 15:58:21 ID:rA4F50om

    >>31
    I was born

    確か 英語を習い始めて間もない頃だ。

     或る夏の宵。父と一緒に寺の境内を歩いてゆくと、青い夕靄(ゆうもや)の奥から浮き出るように、白い女がこちらへやってくる。物憂げに ゆっくりと。

     女は身重らしかった。父に気兼ねしながらも僕は女の腹から目を離さなかった。頭を下にした胎児の 柔軟なうごめきを腹のあたりに連想し それがやがて 世に生まれ出ることの不思議に打たれていた。

     女はゆき過ぎた。 

     少年の思いは突飛しやすい。
    その時 僕は<生まれる>ということが まさしく<受身>である訳を ふと 諒解した。僕は興奮して父に話しかけた
    ---やっぱり I was born なんだね---
    父は怪訝(けげん)そうに僕の顔をのぞきこんだ。僕は繰り返した。
    --I was born さ。受身形だよ。正しく言うと人間は生まれさせられるんだ。自分の意思ではないんだね--
     その時 どんな驚きで 父は息子の言葉を聞いたか。僕の表情が単に無邪気として父の眼にうつり得たか。それを察するには 僕はまだ余りに幼かった。僕にとってはこの事は文法上の単純な発見に過ぎなかったのだから。

    100 名前はいらない :2005/06/19(日) 18:48:07 ID:buEu636m

    >>91
    オレもこれ始めてみたとき感動したりした
    ていうか、中学の先生がこれ紹介してから詩を読み始めた

    110 名前はいらない :2005/07/24(日) 05:40:16 ID:3klvzxCY

    >>100
    俺は「命は」が好き

    43 名前はいらない :03/12/17(水) 13:53 ID:LSV32rn5

    小学校の教科書に載ってたような。
    子供心に沁みたなぁ・・・


    「ぼろぼろな駝鳥」 高村光太郎

    何が面白くて駝鳥を飼ふのだ。

    動物園の四坪半のぬかるみの中では、

    脚が大股過ぎるぢやないか。

    頸があんまり長すぎるぢやないか。

    雪の降る国はこれでは羽がぼろぼろ過ぎるぢやないか。

    腹がへるから堅パンも食ふだらうが、

    駝鳥の眼は遠くばかり見てゐるぢやないか。

    身も世もない様に燃えてゐるぢやないか。

    瑠璃色の風が今にも吹いて来るのを待ちかまへてゐるぢやないか。

    あの小さな素朴な頭が無辺大の夢で逆まいてゐるぢやないか。

    これはもう駝鳥ぢやないぢやないか。

    人間よ、

    もう止せ、こんな事は。

    44 ポエマー :04/01/11(日) 22:15 ID:2Hc/j8gr

    中也の詩は泣けるの多いですね。

    47 名前はいらない :04/02/12(木) 07:49 ID:DxHHVtV7

    「あけ方にくる人よ」永瀬清子

    48 名前はいらない :04/03/29(月) 12:11 ID:5rNW1g6K

    「たたかい」 御坂

    62 名前はいらない :2005/04/13(水) 17:21:16 ID:7u8YPNnD

    ぼくもいくさに征くのだけれど 竹内浩三

    街はいくさがたりであふれ
    どこへいっても征くはなし かったはなし

    三ヶ月もたてばぼくも征くのだけれど
    だけど こうしてぼんやりしている

    ぼくがいくさに征ったなら
    一体ぼくはなにするだろう てがらたてるかな

    だれもかれもおとこならみんな征く
    ぼくも征くのだけれど 征くのだけれど

    なんにもできず
    蝶をとったり 子供とあそんだり
    うっかりしていて戦死するかしら

    そんなまぬけなぼくなので
    どうか人なみにいくさができますよう
    成田山に願かけた

    64 名前はいらない :2005/04/20(水) 01:02:47 ID:oxXu+ouU

    例えば僕が死んだなら君は泣くだろうか
    僕らの歩いてきた道は死への道だろうか
    何も無い 聞こえない その名前
    何も無い 見えない  その光り
    全てがあなただというのなら捨ててしまいたいよ

    71 名前はいらない :2005/05/23(月) 20:48:47 ID:+XlYY5ou

    雀のかあさん

    金子みすゞ

    子供が
    子雀
    つかまへた。
    その子の
    かあさん
    笑つてた。
    雀の
    かあさん
    それみてた。
    お屋根で
    鳴かずに
    それ見てた。

    73 名前はいらない :2005/05/24(火) 09:53:47 ID:MEQiTFdF

    >>71
    やべぇ 状況を想像したら
    スゲー泣けてきた。。

    81 名前はいらない :2005/06/11(土) 04:05:18 ID:zPcFVbMp

    >>71・゚・(>_<)・゚・

    89 名前はいらない :2005/06/12(日) 02:41:57 ID:zbriZZfX

    >>71
    泣けるというか、心臓を針で刺されるような感じがした。

    72 名前はいらない :2005/05/23(月) 21:00:42 ID:Q0WDnljM

    重量喪失    高見順

     軽くなった身体をベッドからおこすと
     それでもベッドにできている窪みがうれしく懐しく
     手を当ててみると
     たしかに暖く
     懐しい暖かさの枕もとに
     短い抜け毛を見出して
     これも懐しくつまんだが
     重量感というもののまるで無いのは
     刺すようにわたしを悲しませた

    74 名前はいらない :2005/06/06(月) 15:37:46 ID:zVZPrOrD

    うん。ヤバい泣ける…

    75 名前はいらない :2005/06/06(月) 19:54:42 ID:6PvbOAL2

    死んだ男の残したものは
    谷川 俊太郎

    死んだ男の残したものは
    一人の妻と一人の子供
    他には何も残さなかった
    墓石ひとつ残さなかった

    死んだ女の残したものは
    しおれた花と一人の子供
    他には何も残さなかった
    着物一枚残さなかった

    死んだ子供の残したものは
    捩れた足と乾いた涙
    他には何も残さなかった
    思い出ひとつ残さなかった

    死んだ兵士の残したものは
    壊れた銃と歪んだ地球
    他には何も残せなかった
    平和ひとつ残せなかった

    死んだ彼らの残したものは
    生きてる私生きてるあなた
    他には誰も残っていない
    他には誰も残っていない

    死んだ歴史の残したものは
    輝く今日とまた来る明日
    他には何も残っていない
    他には何も残っていない

    76 名前はいらない :2005/06/07(火) 12:56:48 ID:k9W6cWVE

    ぼくもういかなきゃなんない
    すぐいかなきゃなんない
    どこへいくのかわからないけど
    さくらなみきのしたをとおって
    おおどおりをしんごうでわたって
    いつもながめてるやまをめじるしに
    ひとりでいかなきゃなんない
    すぐいかなきゃなんない
    どうしてなのかしらないけど
    おかあさんごめんなさい
    おとうさんにやさしくしてあげて
    ぼくすききらいいわずになんでもたべる
    ほんもいまよりたくさんよむとおもう

    よるになればほしをみる
    ひるはいろんなひととはなしをする
    そしてきっといちばんすきなものをみつける
    みつけたらたいせつにしてしぬまでいきる

    だからとおくにいてもさびしくないよ
    ぼくもういかなきゃなんない
    すぐいかなきゃなんない
    ひとりでいかなきゃなんない
    すぐいかなきゃなんない

    77 名前はいらない :2005/06/07(火) 17:38:50 ID:Dn2Me2vA

    >>76
    これなんかいい。すごい好き。
    できればどなたの詩か教えて頂けませんか?

    78 名前はいらない :2005/06/07(火) 19:04:17 ID:3IJM3AqK

    谷川俊太郎

    79 名前はいらない :2005/06/10(金) 00:49:02 ID:2fzrsZ85

    寺山修司の本に掲載されていた 17歳の女子高生の詩


    あたしが娼婦になったら
    いちばん最初のお客はゆきぐにののたろうだ
    あたしが娼婦になったら
    あたしがいままで買いためた本をみんな古本屋に売り払って、世界中で一番香りのいい石鹸を買おう
    あたしが娼婦になったら
    悲しみいっぱい背負ってきた人には、
    翼をあげよう
    あたしが娼婦になったら
    たろうの匂いの残ったプライベートルームは、いつもきれいにそうじして悪いけどだれもいれない
    あたしが娼婦になったら
    太陽の下で汗をながしながら
    洗濯をしよう
    あたしが娼婦になったら
    アンドロメダを腕輪にする
    呪文をおぼえよう(略)



    こんな詩が書ける女性が本当にいるのでしょうか。
    この詩を読み、
    ただの自家撞着で娼婦という仕事を蔑視し、それをまるで誇るようにしていたこと。
    人に対して本質を求めようとしない浅薄さに
    ふんぞり返っていた自分があったことを恥ずかしくおもいました。
    自分の置かれた状況も関係していたのでしょうが、
    詩を読んでしぜんに涙がでたのはこれがはじめてでした。

    86 名前はいらない :2005/06/12(日) 01:40:43 ID:XAt3xAo0

    >>79
    うん、素晴らしいと共に自分が嫌になった。

    87 名前はいらない :2005/06/12(日) 02:37:03 ID:zbriZZfX

    >>79
    すばらしいとおもう。
    自己犠牲のおしつけがましさではなくて、
    純粋なちからづよいやさしさや、意思の独立の主張があって、
    少なくともどこかでみた図式をうわべなぞるだけの
    他人を出汁にした自己陶酔にはみえない。
    宮沢賢治の「雨にもマケズ」にすごく似てる。

    180 名前はいらない :2007/02/01(木) 02:26:25 ID:fn+raz34

    >>79
    「書を捨てよ町へ出よう」でほぼ同じ誌を見たがそれだと
    最初の客であるたろうは ゆきぐにののたろう ではなく おかもとたろう だった気が。

    83 名前はいらない :2005/06/11(土) 23:09:46 ID:wNHXfgFN

    冬の日の記憶   中原中也

    昼、寒い風の中で雀を手にとつて愛していた子供が、
    夜になつて、急に死んだ。

    次の朝は霜が降つた。
    その子の兄が電報打ちに行つた。

    夜になつても、母親は泣いた。
    父親は、遠洋漁業していた。

    雀はどうなつたか、誰も知らなかつた。
    北風は往還を白くしていた。

    つるべの音が偶々した時、
    父親からの、返電が来た。

    毎日々々霜が降つた。
    遠洋漁業からはまだ帰れまい。

    その後母親がどうしているか…
    電報打つた兄は、今日学校で叱られた。

    84 名前はいらない :2005/06/12(日) 00:36:46 ID:lFTLlHP/

    雨  八木重吉

    雨のおとがきこえる
    雨がふっていたのだ

    あのおとのようにそっと世のためにはたらいていよう
    雨があがるようにしづかに死んでゆこう

    85 名前はいらない :2005/06/12(日) 01:30:18 ID:Md41dwt8

    やめて
    子(珠)の事を持ち出さないで
    あの人を壊さないで

    95 名前はいらない :2005/06/16(木) 20:07:10 ID:4nHcx6zq

    この世の中にある
    たった一つの結び目
    あの地平線の果てのあの光の
    たった一つの結び目
    あれを解きに私は生まれて来ました
    私は地平線に向かって急いでおります
    誰が知っていましょう
    百万人の人が気付かぬちょっとした隙に私はきっと成し遂げるのです
    ――まるで星が飛ぶように
    「さようなら人間」
    私はそこから舞い出るひとひらの蝶
    軽やかな雲
    さては溢れて止まぬ泉
    吹く風
    ああ!
    そこから海が山が
    空が
    果てしなく開け
    またしてもあの地平線行けども行けども・・・・・・


    なんか泣けた

    96 名前はいらない :2005/06/17(金) 00:49:05 ID:i0LlN6rm

    >>95 
    どなたの詩ですか、って聞く前にぐぐりました
    「この世の中にある」石垣りん
    ですね

    98 名前はいらない :2005/06/18(土) 20:04:33 ID:SdlOvcX+

    全部カタカナで読みにくいけど…(-ω-;)


    キラキラヒカル
    入沢康夫

    キラキラヒカルサイフヲダシテ
    キラキラヒカルサカナヲカツタ
    キラキラヒカルオンナモカツタ
    キラキラヒカルサカナヲカツテ
    キラキラヒカルオナベニイレタ
    キラキラヒカルオンナガモツタ
    キラキラヒカルオナベノサカナ
    キラキラヒカルオツリノオカネ
    キラキラヒカルオンナトフタリ
    キラキラヒカルサカナヲモツテ
    キラキラヒカルオカネヲモツテ
    キラキラヒカルヨミチヲカエル
    キラキラヒカルホシゾラダツタ
    キラキラヒカルナミダヲダシテ
    キラキラヒカルオンナハナイタ

    111 名無しのごんべ[like_a_rolling_stone_yoshi@yahoo.co.jp] :2005/07/25(月) 23:46:35 ID:EcnYf529

    <巌頭之感>
    悠々たる哉天壌 遼々たる哉古今
    五尺の小躯を以て 此大をはからんとす
    ホレーショの哲学 竟(つい)に何らのオーソリチーに値するものぞ
        万有の真相は唯一言にして悉(つく)す 曰く「不可解」    
    我この恨を懐いて煩悶 終に死を決するに至る
    既に巌頭に立つに及んで 胸中何等の不安あるなし
    初めて知る 大なる悲観は大なる楽観に一致するを

        日光華厳の滝上のナラの木に遺書し投身自殺    
     藤村 操 1903(明治36)年没

    127 名前はいらない :2005/12/09(金) 01:02:14 ID:rBHx5j8Q

    「クマのぬいぐるみ」

    ぼくはクマのぬいぐるみ ひとつ腕がちぎれそう
    耳がやぶけてそこから 白いわたがのぞいてる
    そうさ古いぬいぐるみ 五年前のクリスマス
    パパのサンタクロースが 君のために買ってきた
    それからずっと仲良しで いつもいっしょに眠ってた
    だけど今日からぼくなしで ひとりで眠れる
    少しさびしくて ちょっと悲しくて とてもうれしいよ

    ぼくはクマのぬいぐるみ 笑えないししゃべれない
    だけどずっと友達さ さびしいときはママがわり
    君はぼくをよくかんだ そしてほおリ投げもした
    なのに泣き虫の君は いつも死ぬほど抱きしめた
    ある日田舎へ行くときは 一緒でなくちゃいやだって
    だだをこねていたあの日が きのうのようだね
    少しさびしくて ちょっと悲しくて とてもうれしいよ


    (百回聞いたら、百回泣けます)

    128 名前はいらない :2005/12/09(金) 06:39:36 ID:b8CgjqrL

    ばさばさに乾いていく心を
    他人のせいにはするな自ら水やりを怠っておいて

    気難しくなってきたのを
    友人のせいにはするなしなやかさを失ったのはどちらなのか

    苛立つのを
    近親のせいにはするななにもかも下手だったのは私

    初心消えかかかるのを暮らしのせいにはするな
    そもそもがひよわな志に過ぎなかったのだ

    駄目なことの一切を
    時代のせいにはするなわずかに光る尊厳の放棄

    自分の感受性くらい自分で守れ
    ばかものよ

    題名忘れたけど茨木のり子さんの詩で小学校の時の担任が教えてくれました。心に留めて弱い自分を戒めてます。

    129 名前はいらない :2005/12/09(金) 13:22:31 ID:gLVRpoch

    >>128
    タイトル「自分の感受性くらい」作・茨木のり子さんですね。

    132 名前はいらない :2005/12/10(土) 19:15:17 ID:a20Ve84R

    一人は賑やか / 茨木のり子

    一人でいるのは 賑やかだ
    賑やかな賑やかな森だよ
    夢がぱちぱち はぜてくる
    よからぬ思いも 湧いてくる
    エーデルワイスも 毒の茸も

    一人でいるのは 賑やかだ
    賑やかな賑やかな海だよ
    水平線もかたむいて
    荒れに荒れっちまう夜もある
    なぎの日生まれる馬鹿貝もある

    一人でいるのは 賑やかだ
    誓って負けおしみなんかじゃない

    一人でいるとき淋しいやつが
    二人寄ったら なお淋しい
    おおぜい寄ったなら
    だ だ だ だ だっと 堕落だな

    恋人よ
    まだどこにいるのかもわからない 君
    一人でいるとき 一番賑やかなヤツで
    あってくれ

    133 名前はいらない :2006/02/21(火) 14:20:38 ID:VvEW3rn4

    >>132
    茨木さん亡くなったんですね。
    とてもかなしい。

    135 名前はいらない :2006/02/26(日) 13:14:15 ID:aDwUR9m1

    こわれたビルディングの地下室の夜だった
    原子爆弾の負傷者たちは/ローソク一本ない暗い地下室を
    うずめていっぱいだった
    生ぐさい血の臭い 死臭
    汗くさい人いきれ うめきごえ
    その中から不思議な声がきこえてきた
    「赤ん坊が生まれる」と言うのだ
    この地獄の底のような地下室で
    今、若い女が産気づいているのだ。
    マッチ1本ないくらがりで/どうしたらいいのだろう
    人々は自分の痛みを忘れて気づかった。
    と「私が産婆です、私が生ませましょう」
    と言ったのは/さっきまでうめいていた重傷者だ。
    かくてくらがりの地獄の底で
    新しい生命は生まれた
    かくてあかつきを待たずに産婆は
    血まみれのまま死んだ。
    生ましめんかな
    生ましめんかな
    己が命たつとも

    (栗原貞子)

    143 iz :2006/03/22(水) 10:22:16 ID:DYrRdqH1

    栗原貞子の生ましめんかなの詩は最高だと思う
    だってこの板「泣ける詩」だろ

    145 名前はいらない :2006/03/24(金) 20:51:36 ID:eluQDupP

    あなたが虚しく生きた今日は,
    昨日死んでいった者が
    どうしても生きたかった明日。

    172 名前はいらない :2007/01/14(日) 17:35:36 ID:glNVbTE2

    >>145 これ系カチーンとくる
    どうしても生きたかった誰か?そいつだって無駄に過ごした一日くらいあるだろ。
    第一、誰かの今日と自分の今日は違うんだから こういう系のコジつけはカチーンとくるな

    178 名前はいらない :2007/01/18(木) 20:14:12 ID:jdGmWbiv

    >>172
    君が元気な証拠だ
    僕はうれしい

    146 solaris :2006/05/28(日) 05:31:30 ID:leGF4vVb

    亡き友へ
    記念碑を建てよう
    何度でも繰り返し
    故郷の友を殺し続ける為に

    151 名前はいらない :2006/05/30(火) 22:52:40 ID:28pftm4T

    【或る夏の日】


    からから晴れた或る夏の日でした

    いつものように少年は裏山の小川に行きました

    先に三人の少年が居て蟹をとつては石で潰して遊んでいました

    少年は浅瀬にまだ小さなさわ蟹を見つけました

    そのさわ蟹を彼らの目の届かぬ所に水を張つて隠しておきました

    気がつけば木々が影を落としはじめ 小川の水が少し冷たく感じる夕刻

    遊び疲れた少年は 先程のさわ蟹を川に戻すためにそれを隠した場所へと向かいました

    張つた筈の水は昼の暑さで枯れ 煎餅みたいになつたさわ蟹がそこにはありました

    両手で小川の冷たい水をさわ蟹にかけてやりました

    そして少年は さわ蟹がまた動きだすのを いつまでも いつまでも 待つているのでした

    152 名前はいらない :2006/06/07(水) 21:28:06 ID:SjrGOyCX

    茨城さん凄いね

    153 気狂い猫 :2006/06/08(木) 12:12:15 ID:kL/Ogh4o

    夕方に
    自動販売機でジュースを買おうとして
    お母さんから貰った百円玉を入れようとしたら
    手が滑り
    百円玉をドブに落としたので
    ドブのヘドロに手を突っ込んで百円玉を探すのです

    しばらく探したのですが
    カエルの鳴き声ばかりが聞こえて
    百円玉は見つからないのです

    カエルにゲロゲロと笑われたような気がして腹が立ったので
    捕まえて握り潰してやりました


    俺が小1の時に国語の授業で書いた詩を、思い出せる範囲で書きました
    持って帰ってこの詩をお袋に見せると何故か泣きますた

    154 宮沢賢治 :2006/06/10(土) 04:51:30 ID:3O6AvK+c

    だめでせう
    とまりませんな
    がぶがぶ湧いているですからな
    ゆふべからねむらず
    血も出つづけなもんですから
    そこらは青くしんしんとして
    どうも間もなく死にさうです
    けれどもなんといういい風でせう
    もう清明が近いので
    もみぢの若芽と毛のやうな花に
    秋草のやうな波を立て
    あんなに青空から
    もりあがって湧くやうに
    きれいな風がくるですな

    155 続き :2006/06/10(土) 04:53:24 ID:3O6AvK+c

    あなたは医学会のお帰りか何かは判りませんが
    黒いフロックコートを召して
    こんなに本気でいろいろ手あてもしていただけば
    これで死んでもまづは文句もありません
    血がでているにかかはらず
    こんなにのんきで苦しくないのは
    魂魄なかばからだをはなれたのですかな
    ただどうも血のために
    それを言へないのがひどいです
    あなたから見たら
    ずいぶんさんたんたるけしきでせうが
    わたしから見えるのは
    やっぱりきれいな青ぞらと
    すきとほった風ばかりです

    177 名前はいらない :2007/01/18(木) 19:39:35 ID:+NoNiSOy

      『 戦争 』

     黒板に
     私は愛と書く
     先生が教えてくださったとおりに

     黒板に
     私は夢と書く
     先生が教えてくださったとおりに

     黒板に
     私は友達と書く
     先生が教えてくださったとおりに

     黒板消しはいらない

     爆弾が落ちてきて
     それらを一瞬のうちに
     消す

    190 名前はいらない :2007/04/07(土) 04:51:42 ID:hYRZL+Kp

    母を慕いて

    母上お元気ですか?
    永い間本当に有難うございました
    我六歳の時より育て下されし母
    継母とは言え世の比の種の女にある如き
    不祥事は一度たりとてなく慈しみ育て下されし母
    有難い母 尊い母

    俺は幸福だった
    遂に最後まで「お母さん」と呼ばさりし俺
    幾度か思いきって呼ばんとしたが
    何と意志薄弱な俺だったろう
    母上お許し下さい
    さぞ淋しかったでしょう
    今こそ大声で呼ばせて頂きます
    お母さん お母さん お母さんと


    辞世の句だけど

    194 名前はいらない :2007/04/29(日) 16:16:39 ID:Ute2duPx

    先生、聞いてください
    ぼくらの悩みと焦りを
    先生、話してください
    あなたの青春と希望を
    先生、笑ってください
    教室の暗さを吹き飛ばして
    先生、叱ってください
    ぼくらのさぼりと不平を
    先生、教えてください
    人生の果てしないつらさと厳しさを

    有名ではないけど、良い詩だったので。
    中学3年生が書いたものだそうです。

    203 名前はいらない :2007/10/17(水) 01:30:52 ID:JuGAls2W

    「恋するニワトリ」
    晴れた朝のニワトリは 元気が無いのごめんなさい
    トサカ サカ サカ 逆立ちしても
    かなわぬお方に恋をした

    屋根の上に呼びかける 私はココよ コッコ ココよ
    だけどあの人 こっちを見ても 
    すぐに向きを変える クルクルと

    あの人立派な風見鶏 私は小さいニワトリよ 
    貝殻食べても鉄にはなれず 貝殻はじける胸の中

    旅に出るのはツバメたち お化粧するのはジュウシマツ
    庭にわニワトリ 思いを込めて ひとりで卵を産みました




    作者は解らない

    204 ゴミ :2007/10/25(木) 18:07:44 ID:wvTNmU5z

    >>203 谷山浩子さんですね。

    216 名前はいらない :2007/11/24(土) 23:11:37 ID:OgJSyJ8E

    うちひしがれた時…
    いつしかあなたは空をあおぐ

    星のなんと遠く 宇宙のなんと大きく
    そして自分のなんとはかないことか

    わめこうが叫ぼうが
    自分のまわりだけ時は容赦なくすぎ
    あの星のまたたきはかわらない

    しかしあなたは両手をひろげ 知るだろう

    ゛この地にいながら私は宇宙を把握できる
    ああ 輝くことはないこの広がりを
    私は見ることができるではないか″

    そしてその時こそ初めて
    星はきらめきながらあなたに語りだすのだ

    ゛おまえのその手をまっていた
    ずっと昔から 夜中 真昼の間にも
    ここからおまえを見ていたのだよ

    そして今も たとえ遠くとも″

    気づいた時から想いは大気にとけ
    光のごとく暗闇をとび越え
    まなざしとなって運ばれる

    名もなき千億の友に

    220 名前はいらない :2007/11/29(木) 02:24:55 ID:6b54BGKS

    >>216

    いい詩ですね。
    誰の作品ですか?

    221 名前はいらない :2007/12/30(日) 18:51:41 ID:Mr1FoZ5a

    誰の詩か知らないし、細部が違ってるかもしれないんだけど


    【ペンギン】

    ペンギンは空を見ていた
    くちばしをかしげて のびあがって
    空を見ていた

    子どもはペンギンと同じように
    空を見た
    空には飛行機もアドバルーンもなかった

    ペンギンはやっぱり 空を見ている

    飛べない翼を振りながら
    とてもとても遠い
    遠い彼方を

    236 名前はいらない :2008/06/26(木) 23:40:11 ID:xyWxGpVr

    敬礼する。
    そうして、言う。
    さようなら。

    237 名前はいらない :2008/07/05(土) 15:50:24 ID:rR0xr7Jc

    題名忘れたけど、宮沢賢治が雪を取りに行くやつ

    中学生の時に、授業中なのに号泣したわ





    | 21:25 |

    2ちゃんねる

    | | CM (1) TB (0) | Top▲
    コメント
    この記事へのコメント
    告別が無いのはどういう事なんだぜ?

    告別

    おまへのバスの三連音が
    どんなぐあいに鳴ってゐたかを
    おそらくおまへはわかってゐまい
    その純朴さ希みに充ちたたのしさは
    ほとんどおれを草葉のやうに顫はせた
    もしもおまへがそれらの音の特性や
    立派な無数の順列を
    はっきり知って自由にいつでも使へるならば
    おまへは辛くてそしてかゞやく天の仕事もするだらう
    泰西著名の楽人たちが
    幼齢弦や鍵器をとって
    すでに一家をなしたがやうに
    おまへはそのころ
    この国にある皮革の鼓器と
    竹でつくった管とをとった
    けれどもちゃうどおまへの年ごろで
    おまへの素質と力をもってゐるものは
    町と村との一万人のなかになら
    おそらく五人はあるだらう
    それらのひとのどの人もまたどのひとも
    五年のあひだにそれを大抵無くすのだ
    生活のためにけづられたり
    自分でそれをなくすのだ
    すべての才や力や材といふものは
    ひとにとゞまるものでない
    ひとさへひとにとゞまらぬ
    云はなかったが
    おれは四月はもう学校に居ないのだ
    恐らく暗くけはしいみちをあるくだらう
    そのあとでおまへのいまのちからがにぶり
    きれいな音の正しい調子とその明るさを失って
    ふたたび回復できないならば
    おれはおまへをもう見ない
    なぜならおれは
    すこしぐらゐの仕事ができて
    そいつに腰をかけてるやうな
    そんな多数をいちばんいやにおもふのだ
    もしもおまへが
    よくきいてくれ
    ひとりのやさしい娘をおもふやうになるそのとき
    おまへに無数の影と光の像があらはれる
    おまへはそれを音にするのだ
    みんなが町で暮らしたり
    一日あそんでゐるときに
    おまへはひとりであの石原の草を刈る
    そのさびしさでおまへは音をつくるのだ
    多くの侮辱や窮乏の
    それらを噛んで歌ふのだ
    もしも楽器がなかったら
    いゝかおまへはおれの弟子なのだ
    ちからのかぎり
    そらいっぱいの
    光でできたパイプオルガンを弾くがいゝ
    2009/09/13(日) 23:57:01 | URL | #-[ 編集]
    コメントを投稿する
    URL:
    Comment:
    Pass:
    秘密: 管理者にだけ表示を許可する
     
    トラックバック
    この記事のトラックバックURL
    この記事へのトラックバック
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。