2009年07月02日 (木) | Edit |
417 本当にあった怖い名無し :2007/04/15(日) 02:08:54 ID:s9Us/tnl0
酒好きだったおじいさんが亡くなった後
遺品の整理をしていた孫がサイドボードに高価そうなウイスキーの瓶を見つけた
キャップは開けられていなかった
長患いで入院していたおじいさんは
「退院したらあのウイスキーを飲むんだ」
と楽しみにしていた
一口も飲めないままおじいさんは亡くなったのだった。
孫はお酒が飲めずおじいさんの息子であるお父さんはビール派
どうしようこれ、と棚を空けて瓶を手に取ると
妙に軽い。
不思議に思って瓶をよく見ると
瓶の底の部分がきれいになくなっていた。
自然に割れたのだとしたらとれた底の部分のガラスがあるはずなのに
どこにもなく
そもそも自然に割れたのだとしたら中身がこぼれてあたり一面に広がっているはずなのに
どこにもそんな形跡はない。
ウイスキーの中身と瓶の底の部分だけが消えたように亡くなっていた。
孫は慌ててお父さんに事の次第を告げると
お父さんは、何を言っているのだお前はとでも言いたげに
「そりゃじいさんが飲んだんだろ」
遺品の整理をしていた孫がサイドボードに高価そうなウイスキーの瓶を見つけた
キャップは開けられていなかった
長患いで入院していたおじいさんは
「退院したらあのウイスキーを飲むんだ」
と楽しみにしていた
一口も飲めないままおじいさんは亡くなったのだった。
孫はお酒が飲めずおじいさんの息子であるお父さんはビール派
どうしようこれ、と棚を空けて瓶を手に取ると
妙に軽い。
不思議に思って瓶をよく見ると
瓶の底の部分がきれいになくなっていた。
自然に割れたのだとしたらとれた底の部分のガラスがあるはずなのに
どこにもなく
そもそも自然に割れたのだとしたら中身がこぼれてあたり一面に広がっているはずなのに
どこにもそんな形跡はない。
ウイスキーの中身と瓶の底の部分だけが消えたように亡くなっていた。
孫は慌ててお父さんに事の次第を告げると
お父さんは、何を言っているのだお前はとでも言いたげに
「そりゃじいさんが飲んだんだろ」
| ホーム |