2009年04月20日 (月) | Edit |
44 おさかなくわえた名無しさん :2006/09/03(日) 23:17:00 ID:lzDcvNP9
4ヶ月ぐらい前にさ、俺が家に帰ろうと歩いてたら
杖を地面に右、左って当てながら歩いてる女の人が俺の前にいたんだよ。
でも俺は「目が悪いのかな?大変そうだなー」と思っただけで特には気にしなかった。
そのまま歩いてるとその女の人の前の方に歩道にはみ出してる車があって
「どうするべきだ?声かけてあげるべきかな?いや、こんな所で声あげるなんて恥ずかしい」
なんてことを思った俺はそのまま声をかけずにその人を見てた。
女の人がどんどん歩いていく、近づいていく車、
俺さ、頑張って声かけようとしたけど声が出なくて
女の人はその車に大きな音をたててぶつかっちゃったんだ。
後日、夕方のニュース番組で目が不自由な小学生の女の子の特集がやってて
やっぱりその女の子も杖を地面に当てながら歩いてるんだよ。
家から学校に行く道のりを初めて一人で歩く事になってたみたいで
こっそり陰からお母さんが見守ってた。
その子が学校に行く途中でフェンスがずらーって並んでいて
たった一カ所だけ通り道になっていてそこを通らなくちゃ学校にいけないんだよ。
女の子がそのフェンスの所を歩いていくんだけど
通り道の所が分からなくなっちゃってその通り道の前を行ったり来たりしながら
独り言で「分からないよ」、「いつもはここにあるはずなのに」っていうんだ。
何分も頑張るんだけどとうとう泣き出しちゃうんだ。
それ見てて凄く辛くなっちゃってさ、俺は本当に駄目な事をしたんだって改めて思ったんだ。
45 おさかなくわえた名無しさん :2006/09/03(日) 23:17:29 ID:lzDcvNP9杖を地面に右、左って当てながら歩いてる女の人が俺の前にいたんだよ。
でも俺は「目が悪いのかな?大変そうだなー」と思っただけで特には気にしなかった。
そのまま歩いてるとその女の人の前の方に歩道にはみ出してる車があって
「どうするべきだ?声かけてあげるべきかな?いや、こんな所で声あげるなんて恥ずかしい」
なんてことを思った俺はそのまま声をかけずにその人を見てた。
女の人がどんどん歩いていく、近づいていく車、
俺さ、頑張って声かけようとしたけど声が出なくて
女の人はその車に大きな音をたててぶつかっちゃったんだ。
後日、夕方のニュース番組で目が不自由な小学生の女の子の特集がやってて
やっぱりその女の子も杖を地面に当てながら歩いてるんだよ。
家から学校に行く道のりを初めて一人で歩く事になってたみたいで
こっそり陰からお母さんが見守ってた。
その子が学校に行く途中でフェンスがずらーって並んでいて
たった一カ所だけ通り道になっていてそこを通らなくちゃ学校にいけないんだよ。
女の子がそのフェンスの所を歩いていくんだけど
通り道の所が分からなくなっちゃってその通り道の前を行ったり来たりしながら
独り言で「分からないよ」、「いつもはここにあるはずなのに」っていうんだ。
何分も頑張るんだけどとうとう泣き出しちゃうんだ。
それ見てて凄く辛くなっちゃってさ、俺は本当に駄目な事をしたんだって改めて思ったんだ。
でもその事も今日まですっかり忘れてた。
今日、「目が不自由な人の気持ちを体験しよう!」って
目をつぶりながら風呂に入ったんだ。その女の人や頑張ってた小学生の子の事なんか忘れて・・・
手探りでシャワーを取って体を濡らそうとお湯を出したら
すっげぇ冷たくて、温度調節も頑張ってしてみたんだけどやっぱ冷たくてさ
ここで挫折かよ、って思ったけどガスの電源付けるの忘れてたのに気づいて無事に体を暖められた。
次はシャンプーだ、シャンプーは鏡の右側の棚にあったんだけど
ポンプの上に違いがあるのは知ってたけど
どっちがシャンプーでリンスかまでは知らなかった。
で、適当にポンプを押すんだけど出てきた液体がなんなのか分からない。
手で触って匂いを嗅いで初めてリンスだって分かった。
俺は仕方なくもう一つのポンプを押すんだけどそれは空で別の所に新しいシャンプーが置いてあった。
その事を思い出して無事にシャンプーを終えて、次はリンスだ!って思った時に
上からさっきの空シャンプーの容器が落下。
それにビックリして俺、泣いちゃったんだ。
そこであの女の人や女の子の事思い出して、きっとこんな思いだったんだろうな、
こんなに苦しかったんだろうなって。
目を瞑り、湯船に浸って五官を確かめながら
俺はこんなに満ち足りてるんだ、これで満足しないなんて人間はなんて欲深い生き物なんだって思った。
そして自分がもの凄く恥ずかしい人間だと思えた。
長文、乱文ごめん。
誰かに伝えたくて仕方なかったんだ。
今日、「目が不自由な人の気持ちを体験しよう!」って
目をつぶりながら風呂に入ったんだ。その女の人や頑張ってた小学生の子の事なんか忘れて・・・
手探りでシャワーを取って体を濡らそうとお湯を出したら
すっげぇ冷たくて、温度調節も頑張ってしてみたんだけどやっぱ冷たくてさ
ここで挫折かよ、って思ったけどガスの電源付けるの忘れてたのに気づいて無事に体を暖められた。
次はシャンプーだ、シャンプーは鏡の右側の棚にあったんだけど
ポンプの上に違いがあるのは知ってたけど
どっちがシャンプーでリンスかまでは知らなかった。
で、適当にポンプを押すんだけど出てきた液体がなんなのか分からない。
手で触って匂いを嗅いで初めてリンスだって分かった。
俺は仕方なくもう一つのポンプを押すんだけどそれは空で別の所に新しいシャンプーが置いてあった。
その事を思い出して無事にシャンプーを終えて、次はリンスだ!って思った時に
上からさっきの空シャンプーの容器が落下。
それにビックリして俺、泣いちゃったんだ。
そこであの女の人や女の子の事思い出して、きっとこんな思いだったんだろうな、
こんなに苦しかったんだろうなって。
目を瞑り、湯船に浸って五官を確かめながら
俺はこんなに満ち足りてるんだ、これで満足しないなんて人間はなんて欲深い生き物なんだって思った。
そして自分がもの凄く恥ずかしい人間だと思えた。
長文、乱文ごめん。
誰かに伝えたくて仕方なかったんだ。
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