2ちゃんねるのまとめさいと
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2009年06月26日 (金) | Edit |

  • 編集元:生活全般板より

    254 おさかなくわえた名無しさん :2007/04/21(土) 10:59:55 ID:BIAlOrMp

    電車で帰省していた時のこと。

     結構まんべんなく人が座っているくらいの乗車率で、私は優先席付近に立っ
    ていたのだが、貧血を起こしてしまい床にしゃがみこんだ。

     すると優先席に座っていた老夫婦の片方(おじいさん)が席を譲ってくれ
    た。私も最初は遠慮したが「わしは健康だけどアンタ具合悪そうだし、優先
    席はジジババの為だけのもんじゃないよ」と言って下さったし、おばあさん
    のほうも勧めて下さったので座らせてもらった。貧血が回復したら立つか移動
    しようと思いながら。

     で、しばらく座っていたら、とある停車駅でおばちゃん二人が乗ってきた。
     そのおばちゃん、暫く席を探して車内をうろついていたが、生憎満席だった
    らしくドアの方に戻ってきた。そしてドア付近に立ったまま喋り出したのだが
    その内容が丸聞こえ。「あの子老人立たせて座ってるわよ」「私たちだって
    立ってるのにねぇ」「これだから最近の若い子は……」と完全に私に文句を
    言っている。

     なんかいたたまれなくなって立とうとするも、まだ具合が悪くて立てそうに
    ない。私の様子に気付いたおばあさんが「いいのよ気にしないで」と言って下
    さるものの肩身の狭い思いをしてたら、おじいさんがキレた。

     おじいさんはそのおばちゃん二人に歩み寄って行って
    「確かにあの子は若いが、具合が悪いからわしが席を譲ったんだ。あんたら見
    た所座らなきゃいけないようなトシでも身体でもないだろうが。悪口言ってる
    暇があったら少し他人のこと考えたらどうだ」
     と穏やかだが説得力のある口調で窘めた。

     おばちゃん二人、最初は呆然とおじいさんを見ていたが、結局コソコソと
    車両を移っていった。
     戻ってきたおじいさんは、私に「あんなの気にする必要ないからね」と朗ら
    かに笑っていた。
     こんな人と結婚できたおばあさんは幸せだと思った。


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